明日衆院解散ですが、自民党は都市部で惨敗するのではないか?
「希望の党」代表を表明した小池東京都知事の勝負勘にはさすがと言う他ない。
安倍首相が衆院解散意向を表明した同日、それも数時間前に発表するんだから。
政治家とはかくあるべきものなのかと、感心する。
と言うことで、政治は一気に流動化・・・明日臨時国会冒頭解散、総選挙に突入する。
安倍首相の解散理由(大義)、如何にもこじつけの感はするが、
高齢者に偏り過ぎている社会保障、消費増税で子育て世代に分配する・・・
遅きに失する感は免れないが、全方位の発想は重要な転換であろう。
何せこの国はシルバー民主主義によって、政権は運営され、
政治が歪められてきたのです。少子高齢化に正面から立ち向かう、
その決断や良しとしたい。(高齢者が気付いていないのが笑っちゃうのですが)
但し、教育の無償化は幼児と高校までにすべきで、大学の無償化はあり得ないと思う。
北朝鮮問題、核兵器放棄まで圧力を掛け続けるには強い政治基盤が必要との、
見解を評価する。強い政治基盤とは長期政権を意味する。
第二次安倍政権以前、9年間で9人の首相交代。外交であれ、国際政治であれ、
世界から相手にされない国になってしまったではないか。
ドイツのメルケル首相、総選挙、僅差で第1党を維持し強固な政治基盤ではなくなったが、
4期目を迎える。16年間首相を務めることになる。これが国際社会でのドイツの強みだろう。
と考えると、解散の理由もそれなりに理解できる。
むしろ、メディアが”大義がない”と、書き立てるには違和感を覚える。
勿論、「何とか隠し」で大義がないと野党が政権を批判するのは当然だろうが。
衆院の残り任期は1年2ヶ月。任期満了に近づくと「追い込まれ」解散になる可能性が高い。
米国と北朝鮮のやり取りからすれば中国次第だが、緊迫度は年末から新年が山だろう。
来年度の予算編成もある。天皇陛下の退位準備も迫ってくる。
唐突感は否めないが、この時点での解散は選択肢としてありうると考えるのが妥当。
それを・・・大義がない「憲法をないがしろ」にするなと力む朝日新聞・・・ピンボケ。
では、任期満了なら良いのか?その主張に大義があるとは思えない。
で、です。この解散、私の予想ですが。与党では過半数を確保するでしょうが、
自民党の議席、それも都市部では惨敗するのではないか。
メディアは大義がないなどと喚いていないで・・・冷静に現実を分析すべきです。
大阪維新の会の主張から遅れること5年。地域・都市政党の時代が訪れたと思う。
小池東京都知事の大義はそこにあるのではないか。
さて、名古屋の都市政党・河村たかし市長率いる「減税日本」はどうする・・・Goto
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