異常気象にシャッター街の復活、悲喜交々、今年の一年です。
2020年は東京五輪。年がかわれば来年はいよいよ五輪だと、
なんとなく気持ちが高ぶりませんか。
いやいや、2019年はアジアで初めてのラクビーのW杯がありますし……
プレ五輪で、大いに盛り上がる年になるのではと期待します。
今日から師走です。
今年もいろいろありましたが何事もそうです。締めくくりが大切です。
2018年に起こった出来事、一つひとつを検証し、来年につなげる。
そんな師走にしたいものです。そう思いませんか。
今年の最大の出来事は何でしたか。
そりゃ自然に翻弄されたこと。異常気象に天変地異……
猛暑に台風、そして地震ではなかったでしょうか。
この夏、連日40度を超すなんて、とても信じられませんでしたね。
それに、土日のたびに襲来する台風にも、いい加減にして欲しいと思いましたね。
太陽は東から昇り、西に沈む。そう信じていました。
天候も西から東に移り変わる。それが自然の道理だと思っていたのですが、
とんでもない。関東に上陸した台風。高齢者が高速道路を逆走するのが
最近多いのですが。逆走して東から西に列島を縦断するんですから、驚きじゃないですか。
今年の漢字は異常気象、天変地異の「異」ではと……
私の持論です。この世で起こることは全て、時間が解決します。
人はいくら許せないことに遭遇、怨念を抱いても、結局は時とともに揺らぎます。
「去るものは日々に疎し」そして忘れます。忘れないとしても「死」んで終わりです。
でも、異常気象・天変地異は別です。今年起こったことは来年も必ず起こります。
来年起こらなかったとしても、いつの年にか必ず………
それを私は人は皆、森羅万象、大自然の摂理の下に生かされていると思っています。
今年の異常気象・天変地異を教訓にしたいモノですね。
話は全く変わりますが、師走の新しい風物詩になって欲しいことを一つ。
ふるさと岐阜。戦後この街は、既製服の製造で栄えました。
中国から引き上げてきた人たちが、岐阜駅周辺の闇市で戸板の上に
ボロギレや反物を並べて売ったのがその始まりといわれています。
今でも駅前の既製服問屋街を「ハルピン街」と呼んでいます。
その岐阜駅前の問屋街、日米貿易摩擦の煽りを食って衰退しましたが、
ここにきて、賑わいが戻ってきました。いや、問屋街の若者たちが努力して、
復活させました。もちろん、まだ道半ばですが、問屋街一帯で開催されるイベント、
「TonyaEXPO」に人気が高まっています。
栄枯盛衰は時のならいです。
あるひととき栄えたものも、ときの流れに変化します。
アパレルの街岐阜も長い不況から復活の機運がでてきました。
「TonyaEXPO」は今年2、7月にも開催され、それぞれが8万人、3万人が訪れました。
岐阜のアパレルが見直されたのではと思います。
今日と明日、岐阜産のアパレルだけでなく、県下の特産品が問屋街に並びます。
岐阜の師走の風物詩になればと願います。
師走の岐阜の街、新たな賑わいになればと願います。
悲喜交々に師走。もうひと頑張りだ。Goto
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