ゲーム障害

WHOで国際疾病分類ICDー11として位置付けされたのだが。
弱ったモノだと思うのは、オンラインゲームなどというモノに縁がないからかも。
でも、WHOは今年6月、国際疾病分類の項目に「ギャンブル障害」と並んで
「ゲーム障害」を入れた。そうなんです。ゲーム依存は国際的に病気と位置づけられたのです。
以下の4点が12ヶ月以上続く場合、ゲーム障害とみなされます。
1、ゲームをする時間や頻度が制御できない。
2、ゲームが他の関心事や行動に優先する。
3、問題が起きても続ける。
4、個人、家庭、学業、仕事などに重大な支障がでる。
この疾病、専門病院で治療を受ける患者は中高生の男子が目立つが、
「氷山の一角」国内には数百万人いるとされるアルコール依存症並みだと言われる。
でも、オンラインゲームなどを続けると、脳の構造や働きに薬物依存のような変化が
現れるのか、MRIなどの検査データを使って調べる研究はスタートしたばかりで、
治療法や治療薬などは確立されていないという。
米国のゲーム関連業界からはWHOの方針に「ゲーム障害を定義し、
診断出来るだけの客観的な根拠などない」と反発している。
でも、現実にはゲームに熱中、朝起きられない。昼夜は逆転する。
学校や仕事には行かない、モノにあたったり食事をとらないなど、
日常生活にも支障をきたす若者が増えている。
疾病ではないと言い張っても、症状は明らかに病気です。
それも、ネット社会が定着している現在、患者は増えるばかり。
さて、ではどうするのか。残念ながら答えはないのが現状です。
スマホやタブレットなど、端末機を与えないのが、一番なのだが、
それも中学生まででしょう。それ以上になれば、そうもいかない。
ましてや、大人がゲームにハマるようでは手の打ちようがない。
他国のことは知らないが、若い世代が「ゲーム障害」に罹ると
その人間は再起が不能になってしまう。そうなんです。国が滅びます。亡国です。
製薬会社に新薬を開発してもらうか、それとも自分の強い意志で排除するか、
そんな程度しか、治療の道がないのは残念である。Goto

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