秋に咲く花たちに「物の哀れ」を感じます。
早朝ウォーキングのスタート時間を遅くせざるを得なくなりました。
体調不良ではありません。なかなか夜が明けないからです。
5時でまだ真っ暗です。季節の移ろいの早さに驚いています。
歳を重ねたせいでしょうか。ウォーキング途中に咲いている草花が
気になって仕方がありません。夏場では暑過ぎて咲かない方がいいと思い、
冬場になると、縮こまってしまい上手く咲けないとでも思っているのでしょうか・・
ここぞとばかりに秋に咲く花々が溢れ、それらを愛でる日々が楽しいです。
キバナコスモス・ガザニア・ムクゲ・マリーゴールド・サルビア
オミナエシ・ガーベラ・キキョウ・キク・・・あとはススキぐらいしか名前が出てきませんが、
肌寒くなった早朝に静かに咲く花たち。秋から冬への移ろいは、
冬から明るさを増す春とはひと味違った落ち着きを感じ、大好きです。
そんな折です。深紅のバラを20本頂きました。(写真参照)
バラをいただくなんて・バラの花言葉からすれば「意味深い」のですが・・
ロータリーの仲間がコロナ禍の影響で、「知り合いの花農園の窮地に手助けを」と、
そのお裾分けです。粋な仲間に感謝です。
それにしても見事なバラです。
花なら薔薇がいちばん好きだと言う人の気持ちもわかります。
ということで、バラの花について調べてみましたら、
まぁーなんと様々な「人間関係の表現」に代用されていることか。
1本のバラの花を贈るのが「私にはあなただけ」の意味があり
108本がプロポーズで。999本を贈ると「何度生まれ変わっても」だとか。
バラは贈る本数にいちいち意味があるとは・・欧州の貴族たちの風習なのでしょうか。
で、です。若い社員が・・花瓶に咲く深紅の薔薇を見て・・
20本ありますねぇ。薔薇の花20本の意味は「真心あり」ですよ。
ご存知でしたかと・・・へぇ・・・「真心ねぇ」・・知らなかった。
贈ってくれた人に聞いてみるか。
その粋な仲間曰く「へぇ、そうか。手持ちに都合が良かっただけだよ」と。
そうか。お互い知らずに贈り、贈られたのかと、笑い合いましたが、
バラの花とは奥深いものです。
今更ですが、私のようなボンクラ爺さんからすれば、
深紅の薔薇の豪華さに息を飲むのですが、道端や庭先にひっそりと咲く
秋の花たちに「物の哀れ」を感じます。花の命は短くて・・・Goto
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