靴底にセンサーが内臓されますと、健康管理もできるそうです。
今年も1年間・走り続けねばなりません。
長丁場です。急ぎ過ぎると途中で息切れしますし、
ゆっくり過ぎるとなかなか前に進めません。
かと言って、ちょうど良い速度が奈辺にあるのか難しいものです。
IoTの時代です。靴とインターネットが繋がれば、速度調整が可能になるかも。
スポーツメーカーが挙ってセンサーを内臓したスポーツシューズを売り出すそうです。
何せコロナ禍の影響で、スポーツ産業は大打撃です。国内のプロスポーツの
経済損失は、関連業界も合わせると昨年の上半期だけでも約2747億円の
マイナスが見込まれるそうです。年間となれば、壊滅的です。
シューズの場合は宣伝の舞台となるマラソン大会が相次いで休止となりました。
ニューイヤー駅伝・箱根駅伝で購買意欲が喚起できればと願っているそうですが、
期待薄とか。そこで開発が急がれ登場したのが・・着地の衝撃や歩幅などのデータを
新製品に生かし、食材の提案や医療・保険の分野にも応用できるシューズです。
アシックスが開発したスマートシューズは、走りだすと、
靴底のくぼみに埋められた約20グラムのセンサーのデータがスマホのアプリに転送、
分析して「右足の負担が重くなっているようです」とか「腰が引けた走り方です。
姿勢を正しましょう」などとコーチが伴走しているようにアドバイスするそうです。
20グラムの小型センサーは、アシックスの経営を爆発的に変えるといわれています。
センサーが集める着地衝撃や足の傾きなどのデータを加えることで「走り方や足の形状に
合わせたオーダーメード」の靴をつくることができます。
また、シューズを販売した後も専用アプリと組み合わせれば歩き方の改善を促し
高齢者の転倒防止などに活用できます。ランニング以外のシューズ販売に繋がります。
集めたデータの使い方を工夫すれば、利用者の運動履歴で栄養の管理も可能になります。
スーパーなどと提携して食材の提供もできます。
医療分野にデータを持ち込めば、歩き方で病気の兆候を
早期にキャッチできる可能性もあります。蓄積したデータを生命保険の
加入審査に役立てることも不可能ではありません。
靴底にセンサーを内臓するだけで、実に多用なビジネスチャンスが広がります。
二足歩行する人間にとって、足の裏はとても重要な場所です。
足の裏にはいくつものツボがあり、足の裏健康法も盛んです。
コロナ禍でスポーツビジネスが行き詰まりましたが、靴底にセンサーを内臓することで
息を吹き返すとは、思ってもみませんでしたが・・・これもDX化でしょうね。
この1年・・長丁場を走り切らねばならない我々にとって、
センサーが内臓されたスマートシューズは必須品かも知れませんね。Goto
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