輸出産業の中核に日本の農作物を・・・・
日本の産業。自動車以外になかなか目立った分野が登場しない。
イノベーションを起こさねばと、政府も産業界も躍起になっていますが・・
思うに任せないのが現実です。でも輸出産業が伸びねば国力が衰退するばかりです。
今、現在・・・国際収支を黒字化させることができるのは・・・
観光と第一次産業ってことになります。観光は円安がフォローの風となっています。
コロナ禍との見合いですが、水際対策を緩和すれば、期待が膨らむ分野です。
それと、農業ですね。農水省が輸出に力を入れているのは懸命です。
福島の原発事故では風評被害で言われなき批判を浴びましたが・・
それは政治的にためにする話です。韓国の文政権は酷かったですね。
日本ほど、食品に安全で工夫を凝らしている国はありません。
農作物の研究、改良も他国には真似のできないモノが多いですね。
21年2月に農水省が輸出に力を入れる品目や産地のリストに「愛知レンコン」が登録されました。
レンコンって、正月のお節料理の定番。あとは煮付けに野菜の天ぷらぐらいしか、
馴染みがないのですが・・・愛知県のレンコン出荷量は愛西市が主産地で
21年の出荷量は2570トン、全国で4位です。現在では130の農家が泥田に汗を流しています。
ちなみにですが、第一位は茨城県。レンコンの味の違いなんて考えたこともなかったのですが、
茨城産は水分量が多くてどちらかといえばシャキシャキとした食感が中心。品種は「金澄」
(かなすみ)というのだそうです。一方の愛知県産は比較的水分量か少なく、
モチモチ感のある「ロータスホワイト」(おしゃれな名前です)や備中を育てています。
愛知産は土地に鉄分を多く含み、皮にはポリフェノールが含まれ・・・健康にも良いとか。
新鮮さを保ち、掘りたてをアピールするために泥付きのまま流通するのが特徴です。
愛知のレンコンづくりは江戸時代から続き・・・海外を目指すのは初めての試みです。
レンコンの国内消費量。総務省の家計調査では21年の1世帯あたりの支出額は
968円で5年前から1割減・・・海外に活路を見出す発想は時を得ています。
試験的に香港とハワイに出荷を始めたそうですが、狙いはもちろん大消費地の中国です。
JAあいち海部の愛知レンコン輸出に力を注ぐ担当者は
「レンコンを育ててフェラーリを買おう」などと意気込んでいます。
発想が嬉しいですね。明るいです。第一次産業が外貨を稼ぐ・・・
いいじゃないですか。今夜のおかずはもちもち感のある愛知レンコンにするか。Goto
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