電力エネルギーの90%は輸入しているって・・・ご存知ですよねぇ。
この広告・読売新聞社広告局の企画・制作です。広告主は電気事業連合会です。
広告の主旨は・・・節電への協力を呼び掛けていますが・・
狙いは、原子力発電を30%にしたい。その理解を促しています。
読売の読者は朝日や毎日に比べ、原子力発電に比較的寛容です。
その読者により一層の理解を得るためには効果的かもしれませんが・・
原発そのものに安全性が100%担保されない限りは反対とする朝日や毎日の
読者に届かないのは残念です。
私は原発を再稼働させるべきである。との考え方です。
電気事業連合会の・・エネルギー自給率が11.2%である事実を国民に知らしめるのは重要です。
我々が日常的に使用する電気は9割が輸入に頼っていること、誰もが知っています。
であれば・・・石油・石炭・天然ガスの輸入額の年間比を明記すれば、
ウクライナ戦争で如何に高騰しているか推移が分かり理解が深まるのではないでしょうか。
他国の例も上げるべきです。生活インフラの中核である電気エネルギーの9割も
輸入に頼っている先進国は日本だけですから。
原発稼働反対派を自認する朝日や毎日に申し上げたい。
SDGsとの火力発電の関係をどう整理するのか。
再生可能エネルギーは発電量が不安定です。でも安定して供給できる火力発電は
地球温暖化の原因となるCO2を最も多く排出します。この矛盾をどうするのですか。
現実は・・・火力発電76.3%。再生可能エネルギー19.8%。原子力3.9%です。
再生可能なエネルギーの比率を上げれば良い。と単純にいうが、この狭い国土に
太陽光発電のパネルを敷きつめるって、可能ですか?数年で傷んで修理です。
物事はバランスです。私のように原発を重視せよも極端かも知れません。
でも、再生可能エネルギー中心も無理があります。
現時点では火力・水力を含む再生可能エネルギー・原子力を3分の1づつ組み合わせるのが
最も現実的です。まさに電気事業連合の提案です。合理性があります。
私は思うのです。電力を無駄にしてはいけないですが・・・
電力は命のインフラです。節電せよというのは、先進国としては最低の方針です。
電気を安価で潤沢に使用できることが国力であり、豊かな生活の保証です。
それと、電気事業連合会に申しあげたい。
バランスの良い電力供給に理解を求めるならば、理解していない人たちに告知すべきです。
読売に広告するだけではマスターベーションです。朝日にも毎日にも・・
そして。我が社が発行する1100万部、家庭にお届けし、最も購読率の高い・・
地域みっちゃく生活情報誌を活用頂くことが効果的です。
手前味噌ではありません。
電力のバランスの良い普及は国家そのモノですから・・・Goto
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