雰囲気

うめいちりん いちりんほどの  あたたかさ・・・
先週・・・ウォーキングコースで立ち寄る・・名刹・崇福寺。
その境内ある梅の老木「一輪だけ花」が咲きました。
この半月ほど、蕾が膨らむのを眺めていましたが(写真参照)・・
2月19日から二十四節気「雨水」
七十二侯・初侯は「土脈潤い起こる」です。草花や農作物を含む大地が変化します。
18・19日は結構な雨が降りました。それ以前の行き混じりの冷たい雨とは違い、
水で潤った土が柔らかさを取り戻し、どこはかとなく匂い立っています。
老木の梅に一輪・花が咲いたのは、先週の月曜・朝でした。
「梅いちりん いちりんほどの あたたかさ」そんな句が心に沁みます。
季節はウソをつきませんね。春の雰囲気を感じるこの頃です。
朝日新聞の朝日新聞らしい記事を「多事奏論」に見つけました。
大阪・出張先のカフェ。隣の席で20代とおぼしき女性二人が・・・
「知り合い・日本脱出した。出生率は低いし、女性の家事労働時間は世界一長い・・
日本ヤバいわマジで」・・と海外移住でなく、日本脱出の話をしていた。
言葉が自然で、脱出へと背中を押す材料は・・経済の沈下・陥落、それに格差・分断・・
そして何よりもキツいのは、この国にはもはや変わる意欲もないのではという
疑念が日々深まってゆくことだと・・・奏論は語る・・朝日らしいですねぇ。
そして、岸田首相が予算委委員会で同性婚の法制化について「家族観や価値観、
社会が変わってしまう課題だからこそ、社会全体の雰囲気にしっかり想いをめぐらせたうえで
判断することが大事だ」と述べたことを捉え、政権の人権意識に疑問符がついたのは
当然のこと。首相個人が人権意識を欠いているとは見ていないが(上から目線ですね・
如何にも朝日です)・・・「雰囲気」と言ったのは引っかかる。と。
岸田首相って・・・何事も、ふわっとした気分どまりで思想にまで深まらず・・
政治信条まで高まらない。だからどこまでも流され、言葉に力が宿らない。
政治的体幹が弱いのだ。人権も平和も非核も「雰囲気」なのではないか。
そんな首相の姿勢がこの国がどうなろうともどうでもよいという雰囲気が
広がったのではないか。それが彼女たちの日本脱出の会話に繋がっているのだと。
ずいぶん、無理な論調で締めているのですが・・・如何にも朝日的です。
反論するつもりはありませんが・・・この日本よりも良い国があるなら、
どうぞ、脱出して下さいよ。どこに行くつもりなのでしょうかねぇ・・・
差別と分断に悩む米国ですか。個人主義の名を借りた自己中の欧州ですか。
開発途上国の熱帯地・東南アジアですか。それとも絶対主義の中国、ロシアですか。
日本がダメだというのは勝手ですが・・・だからと言って、
他の国が良いなどという朝日の論調って、大丈夫かと思います。
それと、雰囲気ですが・・・雰囲気が悪いのですか。
雨水の季節となって・・何となく、春の雰囲気が漂うのです。
雰囲気ってそんなにダメなことなのでしょうか。
この雰囲気を作り出しているのは・・・マスメディアではないのですか。
多事を論じるは自由ですが、雰囲気を作り出している筆頭格は朝日新聞では?Goto
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