満点星

過去最高が続くインバウンド・・・

野辺は百花繚乱です。頬を撫でる薫風、そして抜けるような紺碧の空。
4月の下旬です。温暖化で季節が早まっているのでしょうか?
五月晴れの日々です。芝桜が綺麗です。チューリップが咲き誇っています。
たんぽぼも、ツツジも、サツキも、ナンジャモンジャも、
この季節が日本でいちばん華やぎます。

訪日外国人客(インバウンド)が1〜3月・四半期として初めて、1000万人を
突破したと報じられました。四半期として過去最多。韓国が250万人・中国236万人・台湾162万人で65%以上を3カ国で占めます。中国からは前年同月比で8割増。続いて米国・オーストラリアからウインタースポーツを目的に。もの凄い勢いですね。

消費額も好調。観光庁の発表では2兆2969億円。四半期では過去最高を更新。
1人あたりで見ると、22.2万円の消費額。消費目的別では宿泊費・交通費・買い物代は24年の10〜12に比較すると減少傾向にはありますが・・一時的でしょう

リピーターが多いわけではないのですが、今までにインバウンドが訪れていない地域にも訪問する姿も見られます。そのせいか、どんな地方に行っても訪日客の姿がありますね。新聞的には・・トランプ関税混乱で先行き不安だ。リーマン・ショック後の09年にも世界的な不況によって急激に落ち込んだこともとありこの好調が続くのは疑問と、相変わらず心配・心配と書くのですが・・・これも新聞の習性でかねぇ。

09年と現在を同列に並べるにはかなり無理があります。
東南アジア各国の経済力を侮ってはあかんです。
それと、トランプ関税がどうなるのか・・・現時点では全く予測ができないのに、さも世界同時不況がくるような言い回しはなんとかして欲しい。

春の花で、私が最も好きなのはツツジですね。
小さな紫の花がとても綺麗・魅力的な山躑躅です。まずは花が咲き、
そして新芽が。いいですねぇ。そして垣根にもなっている様々な色があって大きな花が咲くツツジもいいですねぇ。ツツジの親戚、石楠花も素晴らしいです。

そしてツツジといえばなんといってもドウダンツツジ。白い釣鐘状の小さな花が溢れんばかりに咲きます。それはそれは綺麗です。誰が名付けたのかは知りませんが、ドウダンツツジは漢字で「満天星」と書きます。思わず納得です(写真参照)粋ですね、日本人は。

3月のインバウンド・日本各地で桜をお目当てにする人が多いそうですが。
日本通になるとやっぱり富士に桜でしょうねぇ。でも、満天星の美しさが
わかるようになるには、まだまだかな。日本の四季は奥が深いですから。

我が家の菩提寺。岐阜市粟野の名刹・金栗山大龍寺
寺に庭や裏山には1200本の満天星が植えられ、新緑の山を彩っています。
住職に言わせると、今週あたりが見頃。自生するミツバツツジの濃いピンクとの共演がなかなかだと。静かな場所で満天星を楽しんで心を落ち着けて過ごしていただけたら」と。仲間と出掛けようと思う。

こんな田舎の僻地までは、外国人観光客は来ないがいずれはわんさと。
それまでは、地元の我々が存分に春を楽しみたいものだ。Goto

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