東京都議会選挙

「再生の道」の果敢な挑戦を評価したい。

まぁ・・・私が素人なのでしょうねぇ。
去年・東京都知事選挙に出馬・165万票を獲得・落選した石丸伸二氏が
立ち上げた地域政党「再生の道」・都議会選に42人を擁立。

地方自治の二元代表制の役割を示し、議員にしがみつく政治屋を一掃・議員は2期8年までを掲げ、公募による手法で候補者を応募・1128人が名乗り出て、3回の渡る面接を繰り返し(ネット上で公開)候補者を厳選・政策を掲げず都議の役割は都知事の監視にありと、候補者ここの経歴と能力・裁量に委ねるそれが、
都議会の改革だとして選挙戦に挑んだが、結果は、全員が落選した。

私はこの石丸氏の地方自治に対する考え方に賛同。
「再生の道」を支援したのだが・・・残念な結果になった。
「勝てば官軍」「負ければ賊軍」・・新聞報道のみならず、ネットでも
石丸氏への批判が溢れる・・・私は思う。「再生の道」短期間でよくぞ、
ここまで戦ったと高く評価したい。

立候補た候補者たち。落ち込んだりへこたれたりしてないだろうね。
「再生の道」の候補者名を投票用紙に書いてくれた有権者が40万人。
発足してからわずか3ヶ月足らずの政党です。「再生の道」の主張や目指すべきところを自分の頭で考え理解して投票してくれたのです。すごくないですか?

都議選の総括・メディアは都議選を参院選の前哨戦と捉え、
自民党の惨敗・公明党が3議席落としたと自公政権に痛手。
参院選で巻き返せるかとの論調です。間違ってはいないでしょう。
国民民主・参政党・立憲民主が議席を伸ばしたことも参院選に影響を及ぼす。
これも間違っていないでしょう。

でもです。では地域政党・都民ファーストが第一党に返り咲いたこと。
これは参院選でどう捉えるのか?小池都知事・自民党の候補者には応援に行ってない。都ファの候補者を積極的に応援した。その自民党は小池都政与党です。
参院選とどう関係づけるのか?

先の都知事選でもそうでした。小池知事の知名度、人気は絶大です。
この都議会選挙は結局のところ、小池都政を支持するか、しないのかの信任投票だったのです。参院選の前哨戦ではないのです。

そこに、全く違う視点・そもそも地方自治とはどうあるべきか。
二元代表制を都民が理解し機能させるべきとの「再生の道」の主張は
都議選が参院選にどんな影響を与えるかとのメディア報道とは全く次元が違うのです。私は政治のあり方がおかしい、間違っているのではと思った有権者が
40万人もいるってことに感動しています。

この国の閉塞感を変えなければ、この国の未来はない。それにはまず政治から。
「再生の道」の挑戦こそがその一歩。私はこのチャレンジを評価すべきではないかと思う。「再生の道」は参院選にもチャレンジするようです。どんな改革案を提げるのか・・・興味は尽きない。Goto

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