トイレで考え込む。
下世話な話だが、この歳になっても、人前で話をするとか、何かを発表する前には、必ず腹が痛くなり、トイレに駆け込む。人間の身体は不思議。生活に合わせて様々な条件反射を引き起こす。ものだと思っていた。
この緊張すると腹痛を起こす。そのメカニズムを岐阜大の小林成一教授が解明したと報道された。この腹痛の病名は「過敏性腸症候群」。というらしい。なるほど。
運動神経の刺激で腸の筋肉が急激に収縮して起きる腹痛の原因は、神経の命令を受けて「スイッチ」(受容体)が作動。そうすると「チャネル」と呼ばれる分子構造物が筋肉を動かし、腹が痛くなるんだそうだ。
「スイッチ」を作動させなくするか?引き金となる「チャネル」を停止させれば、腹痛はなくなる。小林教授はこの仕組みを解明した。次は「腹痛止め」の新薬の開発に進む。という。朗報だ。
新薬を待ち望む。しかし、まだ遠そうだ。では、どうすればいいのか?反射神経を抑制できれば、いいわけだが?それができれば。苦労はない。「悩むなー」
明日の会議の発表、上手くできるか?心配になってきた。「う〜ん。なにか、スイッチが作動したぞ」。「なんだ、この騒音は?馬鹿笑いが聞こえる」「それテレビのスイッチですよ。やかましければ。チャネルを変えたら」「??????」「いかん」トイレに駆け込んで考えてみよう。
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