頭数

教育論など、述べる資格もないし。
述べたいとも思わないが。
少子化の影響なのか?
それとも、この国の財政が豊かなのか?
はたまた、政治が大衆迎合なのか?
教育現場、教員の甘さを、なぜ問わぬか?疑問だ。
文科省は、公立小中学校の教員を、3年間で2万人増やすと言う。
08年度は、7121人の増員を要求した。
敢えて、額までは申しませんが、
教員一人の生涯所得いくらか?ご存じですよね。
90年の生徒数約1500万人。06年約1030万人。
30%以上減。教員定数の減は8%。
生徒40人あたりの教員数2,05人が2,70人と増加。
一クラスの生徒数、30人、20人学級にせよと、要望に際限はない。
これでは、いったい、何人教員が必要になるのか?
誰が、一クラスの生徒数を減らせと、声高なのか?
生徒か?違う。
親か?どちらが良いか、と、問われれば。少人数学級が良い。というに決まってる。
その親たちに、耳障りの良い政策を掲げる政党、政治家か?犯人に近い。
教員の数を増やすより、教員の甘さを是正し、質を上げることが先決だと思うが。
生徒数が減っても、教員の頭数を増やせと要求する文科省の、省益が背景だとしたら。
この国の未来が見えない原因、何となく分かる気がする。
                           Goto

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