読力

日本人の好きな言葉。
根性、我慢、辛抱、努力。
「おじさん、それは、昔の話」、時代錯誤だと、嘲笑されそうです。
昨日、名証主催の交流会に出席。
バレーボール協会の「荒木田裕子氏」の講演を伺った。
荒木田氏は、モントリオール五輪の金メダリスト。
現在は、柳本監督率いる女子バレー日本代表の団長。
金メダルの裏には、関係者の異常なまでの金メダルへの執念。
想像を絶する、劣悪な環境での特訓、練習漬けの日々。
まさに、根性、我慢、辛抱、努力で掴んだ栄光。を知った。
だが、その裏には、さらに、二つのことが、隠されていた。
ひとつは、情報収集。ソ連に勝つには、相手を諜報する。
30年以上前のこと。今とは違う。指導者(山田監督)の卓越だろう。
もうひとつは、「読力」を身に付ける」(新聞を読む)。己に勝つには、身体と、そして頭を鍛える。
社会常識を知らなければ、人として一人前になれない。
(文部大臣の名前も知らないで、お祝いを受けるのか?には、思わず、納得)
荒木田氏は、「新聞を読め」との指導のお陰で、引退後。大学で学び。
ヨーロッパ各地(ドイツ)で8年間、見聞を広めたと。
講演後、氏は、ぶしつけな質問に。女子バレー。オリンピックの切符は手に入れる。
しかし、何色のメダルでも取れれば?ではね。
体力さは歴然。データ分析は、いまやどの国でも。
選手が、マスコミにちやほやとは、言わないが。忙しすぎる。
女子バレーの人気は高い。テレビの視聴率もなかなか。国民の期待に応えるには?
練習する時間、考える時間が不足している。と。
講演を聴きながら、根性、我慢、辛抱、努力。日本人の好きな言葉で、なぜ悪い。
読力もを身に付けない人たちに嘲笑されるいわれはない。
と。おじさんは力むのだが。         Goto

コメント

  1. リミスキー・コルサコフ より:

    そうですね、写真があると少し和らぎます。写真アップを楽しみにしています。