素晴らしい組織の一員でいられることに感謝。
昨日、私の所属するロータリークラブの創立30周年の記念式典がありました。
中広の代表に付いて、すぐ、先輩から、入会を勧められ、ロータリアンになりました。
平成元年の7月。39歳。最年少の会員でした。最長者は、80歳。
亡くなった亡父よりも先輩もおられ、大人の経営者の世界に飛び込んだ気分でした。
ロータリーは不思議なところです。ひとたび入会しますと、毎週一回、例会に出席の義務を負います。
それが、苦痛だからと、ロータリーに批判的な方もお見えですが、私は、そうは思いません。
慣れるまでは、違和感がありますが、年齢、職業を乗り越え、出来る範囲のボランティア活動に
参加していますと、妙な連帯と、友情で結ばれます。
私の場合、思い込んだら突き進むタイプですから、
様々なタイプの先輩経営者の考え方、生き方に触れ、参考になり、勉強させてもらえます。
また、大人の組織ですから、無理強いや、強制はなにもありません。
超我の奉仕の精神とは何かを、自分の生き方に照らしてみる気持ちがあれば、許される組織です。
私はクラブの要請にはノーと言ってはいけない。との、推薦人の教えに、かろうじて従う以外は、
実に不良の会員でして、出席率は、全会員中。ワーストスリーに毎年カウントされます。
それでも、温かく迎えてくれる、先輩、同僚に感謝してます。
そんな、我が愛するロータリークラブの30周年。物故者のスライドが写され、懐かしい顔が・・・・
入会しての20年が走馬灯のように巡りました。
とても、素晴らしい組織に加えていただき感謝です。
記念講演は、台湾出身の作家「金美齢」氏でした。
彼女の熱く語る「国があっての国民」「国をないがしろにする日本人」では、この国は滅ぶ。
子供たちに国の価値を教えなさい。との、台湾人ゆえの悲哀を交えての内容。興味深く聞きました。
人はひとたびこの世に生まれますと、家族、職場、地域、社会、そして、国。
様々な組織に組み込まれて生きています。
自分の拘っている組織を、否定する人もいますが、とても不幸なことです。
折角、ご縁があって、組織の一員、この国の国民でいられるのです。
金さんの講演に、改めて、自分の拘る組織での立ち位置と、この国について、
考えさせられました。今あるを大切にせねばと思います
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