評価

強みを磨き、弱みを克服する。
自分の実力がどの程度なのか?
分からないものです。が、以外と低く見積もってませんか?。
最近は自己主張する人が増えたようですが、
日本人の文化には、謙遜の美徳があります。
成果を出しても、自己評価を低く見積もる文化です。
奥ゆかしくて、控えめで、なんとなく、温かなイメージを抱きます。
しかし、それも度が過ぎますと、反省ばかりしてみたり、
妙に自虐的に物事を捉えたりする傾向に陥ります。
そうなりますと、劣等感の塊。やたらに、相手に媚びたり、自分を卑下します。
その良い例が、外国に対する、日本人の評価です。
日本の国際協力は十分に行われているか。とか、
外国人に正確に理解されていると思うか、の調査では、「そうは思わない」が90%だそうです。
結構、経済的な国際支援はやっているんですが。マスコミが悪いのでしょうかね?
意外な報告を目にしました。
米英の大学と放送局の世界27ヶ国、2万8000人調査で「最も世界に良い影響をもたらしている国は
日本とカナダ」「日本は経済力に見合った重要な役割を国際社会で果たしている」では83%との結果。
日本への高い評価の理由は
1、技術力の高さ
2、マンガなど日本のホップカルチャーの世界的な流行
3、海外での日本人の行儀のよさ。だそうです。
海外からこんな高い評価を受けているにも拘らず。
明治以来の劣等感なのか?敗戦による反省なのか?評価の低さは、あまりにも自虐的です。
自分の実力は自分では分からないものです。
しかし、分からないからと言って、自分で自分を勝手に低く評価するのも詰まらないことです。
人には弱みもあれば、強みもあります。
自分の強みをより磨き、弱みを克服する努力が、実力です。なにも謙遜することはありません。
人間は、みな平等です。いたづらに自虐的になる必要も、自己を過信することもありませんね。
ましてや、自己評価を低くする必要も。
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