もう少し

「もう一度、もう一度、もう一度」
早いもので、今年も一年を折り返した。
日々一生懸命、必死で生きている積もりだが、過ぎ去ってみると、半年間が、何だったのか?
あれも、これも中途半端だった。と、修正の効かない後悔が残る。
折り返し点だからと、反省するわけではないが、半年の節目を利用して考えてみる。
ものの考え方のスパンが短すぎる、口では将来に向けとか、次の一手と言うけれど、
どうも、余裕がない。焦るな。と言う割りには、何かに追い立てられて、場当たり的になっている。
もう少し先を読めば、いろんな事が見えるのだが、現実に振り回されている。
もう少し深く考えれば、人も理解できるのだが、表面しか見なくて、大事な関係に水をさす。
そんな、ジレンマに苛まれる。
原因は一体、何処にあるのか?自問してみると、
どうも、即断即決でスピーディーに見えるが、感とか思い付きの対処が多すぎる。
一呼吸置いて、判断する癖が身に付いていない。そんな、気がする。
そういえば、「自分の書いた手紙。出す前に、もう一度、もう一度、もう一度、三度読み返せ」と
何かで読んだことを思い出した。
ブログでも、一度は読み返すんだが、三度は??。
この歳になると、ものの見方や、考え方を変えることは、難しいが、
同じ事を三度繰り返してみる。その癖なら付けられそうだ。
自室の書斎もどきの小部屋(ここで早朝ブログを書くのだが)、その目の前に置いてある、
みずほ銀行岐阜支店70周年記念で頂いた電波時計。その横に、学生時代のように、
「もう一度、もう一度、もう一度」と、張り紙して、ジレンマ対策。今年の後半戦に備えよう。
もう少し、自分を何とかしようって思っているのだから、
まだ若いと慰めつつ。
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