安心プラン

打つ手は、迅速に。
湿っぽい話も嫌なんですが、この地区(東海)は「トヨタ」もあり、すそ野の広い自動車産業が
景気を牽引、好況だと言われてましたが、どうも雲行きが怪しくなってきました。
統計ほど、あてにならない例ですが、最近のこの地方の数字。
失業率4,0%。求人倍率1,28。本来ならば、不況どこ吹く風の数字です。
しかし、求人情報の仕事をしていますと、失業率が5%以下なんて考えられない。
求人倍率も1,0以上とはとても思えない。そんな実感です。
トヨタのお膝元である、愛知県の西三河地方でも、求人する企業が激減している。
という同業者の話を聞きますと、いつの統計か?いい加減なデータじゃないかと疑います。
福田首相が5つの安心プランを発表しました。ご存知ですか?たぶん、ご存じないと思います。
が、後期高齢者医療制度で社会不安が高まりましたので、慌てて、作ったプランです。
内容を全部説明するのも面倒ですから、要点を二点にまとめますと。
ひとつは、高齢者に活力と健康が維持できる社会。もう一つは若者に働く機会と子育てできる社会。
が,構築できれば、安心して暮らせる社会になる。との内容です。
先が見えない不安な社会、とても、適格な政治対応です。
今迄のように、理想のプランを練って、検討して、議論して、審議して法案にする。それから、実行する。
そんな悠長な手順を踏んでいては、高齢者はみな死んでしまいます。若者は機会を失います。
地方に不況の嵐が吹き荒れる中、
東海地方も、抗うことができない厳しい状況です。
ぜひ、この「安心プラン」、陳腐な統計やいい加減なデータに基づくのではなく、
庶民生活の実態、現状に即したプランで、迅速に、具体化願いたいものです。
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