オリンピックの波及効果は、様々ですね。
2008年8月8日午後8時、いかにも中国らしい「末広がりで縁起の良い」数字の「八」を並べて、
北京オリンピックが、あと一ヶ月で開会式を迎えます。
漢字の国では、8は「八」で末広がりなんですが、漢字を使わない国々に「八」の意味が解るか?
甚だ疑問ですが、そこがそれ、中国何でしょうね。
昨日の毎日新聞に、「毎日新聞」と「中国青年報」「朝鮮日報」による「日中韓五輪3社協力」の
特集記事が掲載されました。面白い企画が始まったと驚いてます。
内容は五輪代表に決まり活躍が期待される三国の若きアスリートの紹介です。
中国からは、16歳の高跳び込。韓国からは、神童と呼ばれるライフル射撃の20歳とバトミントンの19歳に期待がかかる。
日本からは、天与の感性と嘱望される体操の内村君(19歳)、競泳の入江君(18歳)と卓球でメダル獲得を意気込む水谷君(19歳)の紹介です。
彼らは、近年になって(ほとんどが十代ですから近年が当たり前ですが)、メキメキと頭角を現し、世界のトップクラスの成績をあげ、メダルも狙え、将来にわりスポーツ界を背負って立つ逸材です。
まさに、漢字の国の末広がり、縁起者たちです。
私の記憶では、国際的なイベントで、日中韓三国の有力な新聞社が「協力」して特集を組んだ例を知りません。これもオリンピックのなせる波及効果かと感心してます。
この三国、三社協力。まずは、手始めに若きアスリート達の紹介でしたが、折角の試みです。
担当者たちは大変でしょうが、オリンピックにまつわる話題を通し、
多少ぎくしゃくしている三国の国民感情を、少しでも和ませる特集を組んで頂ければと、願いつつ、
五輪観戦の楽しみがひとつ増えました。
「八」回は特集を組んで下さいね。こだわりすぎかな〜。
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