ゴルフ考

なぜ、偏見を持たれるのでしょうね?
この季節は、一年で最も快適なゴルフシーズンです。
天高く、爽やかな秋風。おじさんにはゴルフは運動不足とストレス解消にはもってこいです。
このところのゴルフ場の異変は、若い女性や子供が増えたこと。
宮里藍や上田桃子さん、石川遼君に刺激されたんでしょうが、グリーンの様相は変わりつつあります。
イギリスやアメリカの名門コースには、今でも、男性にしかプレーさせない偏向コースもあると聞きますが、日本では、服装とかマナーにはうるさいゴルフ場はありますが、パブリックのコースも多く、随分気楽に楽しめるコースが増えました。
ゴルフでうるさいといえば、マスコミです。役人の倫理規定に利害関係者との禁止行為に金銭、物品、不動産の贈与とならんで、ゴルフが記されているせいか、ゴルフは悪者扱いです。なぜ、スポーツでゴルフだけを目の敵にするのでしょうか?
300回以上も業者とゴルフする防衛庁の何某は例外として、政治家のゴルフについても、マスコミのみならず、一昔前に評論家の大宅壮一氏(故人)がゴルフを「緑の待合」と皮肉ったなごりなのでしょうが、
国民に偏見が残っています。それでは、罪のないゴルフがあまりにも可哀相です。
私に言わせれば、プレーしながらゴルフ以外の話ができるほどゴルフは甘いスポーツではありません。
ましてやゴルフは紳士のスポーツです。密談しながらゴルフなんて、ゴルフの冒涜ですよ。
罪の無いゴルフを汚職や不祥事とセットで扱うのは、
クラブを握ったこともない連中の妄想です。頭の構造を変えて欲しいものです。
ゴルフは練習したからといって、簡単には上達しません。この理不尽さが面白い。
すべては自己責任、自己審判で、誰のせいにもできない。英国発祥の紳士のスポーツです。
日本人に足りないメンタリティーの養成、修練の場だと思う。と、ゴルフ評するのは、大宅英子(壮一氏の子女)さん。女性や子供のゴルフブームが人間修養の場になればと願います。
ストレスの溜まる日々。スポーツの秋です。
無心にゴルフボールを追い求めるのも一考かと思います。
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