人間生活工学

肌に優しいカミソリは、KAI印・・・・・・・・。
先日泊まったビジネスホテル、宿泊料金もお値打ちでしたが、
管理システムも合理的。無駄なものは一切なし。ホテル業も進化してますね。
料金は前払い。机はあるがスタンドはない。メモ用紙ボールペンもなし。冷蔵庫は空。洗面所には、シャンプーとソープが備え付けのボックスに。歯ブラシも、カミソリもない。
辛うじて、バスタオルと洗浄用タオルは付いてました。
洗面用具や整髪類は、各階のフロアーの自販機で購入する。ビールや水などの飲料水も。
出張の多いビジネスマンにとって、この合理的なシステム、慣れれば何の不便もありません。
洗面用具や飲み物は、近くのコンビニに立ち寄って買い求めチェックインします。
そんな折、私がいつも、気にするのは、カミソリの銘柄です。なぜかと申しますと、
私は床屋でもひげを剃ってもらいません。肌が弱いのだと、自分では思ってますが、
自分に合わないカミソリで髭をあたりますと、肌がひりひり荒れるんです。
ですから、コンビニ以外でも、洗面用具の備わっているホテルでも、ゴルフ場でも銘柄を気にします。
私は、「KAI印」のカミソリ以外は使いません。
KAI印でも特に私のお気に入りは、人間生活工学から生まれたデザインの「besty EX」というカミソリです。別に高価なもではありません。どこのコンビニでも売ってます。
どこが、違うのかと申しますと、刃の部分が首振り式二枚刃で、その上下がアロエスムーザーが搭載されていて、それが、肌に吸い付く感じで、良く剃れて、肌を傷めないんです。
カミソリは、どのメーカーでも、同じだと思ったら大間違いです。
男性にとってカミソリは毎日使うものです。吟味が必要だと思います。ぜひ、一度お試しを。
KAI印のカミソリは、我が岐阜県関市で製造されています。
関市は日本有数の刃物の生産地、その中で世界的な企業に成長したのが「貝印株式会社」です。
名刀「関の孫六」に代表されるように、関は刃物地場産業の歴史を有す古い町です。
貝印は、その関にあって、今年で創業100周年を向かえたそうです。
100年に亘り、人間生活工学に基づいて、人の肌と髭剃りを、進化させてきたKAI印のカミソリが、
私の顔にフィットするのも、納得できるはずです。
それにしても、ホテルの合理化、大いに結構ですが、せめて、肌に優しいKAI印のカミソリは、
フロントに用意して欲しいものです。
                         Goto
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コメント

  1. GOTO より:

    コメントありがとうございます。
    北京五輪、開会式のセレモニー。中国が誇る世界に冠たる開発の一つが紙でしたね〜。その伝統技術をイノベーションさせて中国でご努力されておられるのですか。
    御苦労さまでございます。
    岐阜の田舎から、少しアンテナを高くして、何が見えるか。覗いてるだけですが、「幅」さんのような味のあるコメントを頂ける方と交流できて幸せです。
    私の持論ですが、日本人にはアングロサクソンのビジネスモデルは合わないと思います。中国的ビジネスには何かと批判がありますが、所詮は一衣帯水。アジア志向で行くしかないと思いますが。御指導願います。            Goto

  2. 幅 秀幸(59歳男性) より:

    このブログ、時おり読ませていただきます。
    私の祖父が話していたような、そんな言葉を書かれてあるので懐かしく、中国浙江省のド田舎で見ています。
    関の刃物「貝印」ですか・・・
    私は美濃和紙の家系に生まれたおかげで、伝統技術を守る・・・で無く、スピーカー用コーン紙(振動板)に転化して、親から教わった紙漉きの技術を進化させています。伝統を守るとは忍耐の一言だと思いますが、これほど幸せを感じる仕事はありませんよ。ただ、私の業界が空洞化し日本で叶わないので、1300年前の「紙のふるさと」中国と往来しながら過して居ます。
    私の生きざまも面白いですよ。
    後藤さん、
    これからも鋭い目で社会を見続けて下さい。
    ありがたく読ませて頂きました。
    また、お近くであれば絶品の紹興酒(地元の)をプレゼントできるのですがね・・・
    では、お元気で。