一家に一品。銘木使用を。
岐阜県の歌は「岐阜は木の国、山の国〜」の歌詞で始まります。岐阜の財産といえば木です。
自然の恵み、木は素晴らしいですね。命がありますね。
門外漢ですが、友人に声をかけて頂きましたので、
岐阜市で催されている銘木の展示会を見学させてもらいました。
我社の玄関には、樹齢350年と言われる、栃の木の衝立があります。
それも、その友人が、手配してくれたものです。私はこの衝立がとても気に入ってます。眺めるだけ、木の運気が伝わってきます。
その衝立については06年の3月号、社内報に「十知(栃の木とたくさん知恵の意味)の招福大衝立」と題して、コラムを書きました。私はその木が不思議な力を与えてくれると信じてます。悩みのある方は、ぜひ、お立ち寄りいただき触れて下さい。
で、銘木展です。まず驚いたのは、会場の霊気です。銘木達が放つんでしょうね。圧倒されました。中でも出展の目玉、大ケヤキ(目通り12尺はあろうか)。樹齢は600年は超えているとのこと。(写真二枚目)、全長15メートルはある大木。神々しい感じで、思わず手を合わせずには入られません。
石川県産で、農水大臣賞受賞。15日にセリで落とされるんだそうですが、一体幾らの値が付くのか?どなたの元へと運命を辿るのか。鎮座するのか。とても興味が湧きます。
その他にも、杉、檜など全国各地から山の霊を伴い大板や柱に形を変え所狭しと展示されています。
それが順次、今日まで競り落とされるそうです。(写真左)
変わったところでは、黒柿(写真右)。桃栗三年柿八年。柿はなかなか大きくならない木だそうですが、尺もあろうかという柱には、木目や形といった自然美とは一味違う、黒の風合いに見とれてしまいました。また、灰色をした杉もあり、長く土の中にあった、ものだそうです。
友曰く。「今や岐阜県は銘木市のメッカ。木造建築の資材をここで支えているんですよ」「今日は全国から業者が集まり、今夜の柳ヶ瀬は賑やかです」と。木が街の賑わいをもたらしてくれています。
鉄骨、コンクリート、外材、新素材が建築界を席巻する時代。
日本古来の木の文化を守るのは大変なことです。関係者にはぜひ、がんばって欲しいと願わずには入られません。
銘木を拝見させて頂き、岐阜は木の国、山の国。責めて、岐阜県の建築物には、どこかに、岐阜県の木(銘木なら尚更ですが)がさりげなく使われている。そんな地産地消が当たり前になればと・・・・・。
そんことを思いながら、我社の玄関にある銘木、「十知の招福大衝立」に「ただいま」と声を掛けますと
ほんわりと、暖かな風が心を満たしてくれます。
銘木達の霊気と、それを拝ませてくれた友に感謝。
Goto
我社の玄関に鎮座する「十知の招福大衝立」
コメント