環境を変えたいなら、能力を磨くべきです。
四月に入って感じることがあります。勘の域ですから、定かではないのですが。
それは、景気が底を打ったのではないか。それも「コツン」と。
なぜかと申しますと、企業のトップのマインドが、新入社員を迎えて、「うつむいて」いてはいけないと、上向いたこと。新年度に入り、サービス業が活気づいてきたこと。自動車メーカーが新車を投入し始めたことなどなど。まだ、まだ、変則ですが経済の随所に活力湧いてきた気がします。
それに、陽気です。今年の桜は、開花宣言から、二週間以上も満開にならない。
自宅前の公園にたたずむ、ソメイヨシノもいまだに、五分咲き。かつて経験したことが無いくらい、遅咲きです。しかし、ここに来て、気温が上昇、一気に咲き誇り、辺りが華やいで来ました。
それから、最近のマスコミの論調です。ちょっぴり難しい言葉ですが「瑣末(さまつ)」(スキャンダルや揚げ足を取る)な話題を追って、消耗戦に入っていたのが、ここに来て、この環境下でも頑張る元気企業や、明るい未来への提言を報道するようになりました。
冬、縮こまっていた万物が陽光とともに成長期に入ったのに、人間社会だけが、冬のままでいられるはずがない。ましてや、最近の日本人(私も含めて)は辛抱できない傾向にあります。
ですから、桜の満開とともに、無理にでも、景気の底を打たせ、上向かせる。
そんな雰囲気が、あちらこちらに見られるのです。
しかし、世の中の風向きが変わろうとも、逆に、風向きが変わらなくとも、
今の環境を変える努力はせねばなりません。
でないと、景気が回復しても、自分の環境は変わりません。世の中にも乗り遅れます。
こんなことを教えてくれた人がいます。
現在の環境を変えたいなら、自分の能力を磨きなさい。
自分の能力が変化すれば、必ず環境も変化すると。
春です。万物が芽を吹いています。新しいことを始める季節です。60の手習いと笑われそうですが。
一つでもいい。何か、自分の能力を磨くことを、始めてみたい。そんな衝動に駆られています。
「コツン」と底を打った景気に遅れないためにも。 Goto
自宅前の公園にたたずむソメイヨシノ
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