若鮎

見る前に跳べ。行動力こそ生きる源泉。
長良川に若鮎が跳ね堤の桜が満開になりました。金華山も若芽が吹き出し鶯色に染まっています。
この週末、田舎街に子供みこしが練り歩き、春を呼ぶ「道三まつり」が催されています。
春はいいですね。昨日、我社も研修を終えた若鮎の入社歓迎式を行いました。
若い力、ほとばしるエネルギー。組織に活力がみなぎります。
私は、こう呼びかけました。
「自分の預かり知らないところで、経済が急激に収縮して驚いていると思います。
それも、世界同時不況。それも、何時まで続くやら誰にも見当が付かない状態で。」
「広告、メディアの業界も、その煽りを受けています。広告は景気に左右されやすい業界です。
我社もその波を被っています。ここは、ジ〜と嵐の過ぎ去るのを待つのが得策だとの声も聞こえます」
「果たして、そうでしょうか?不況の波を被るような弱い企業であってはいけないのではないか?
如何なる環境にも対応できる強い広告会社を創らなければならないのではないか。と思っています」
「そこで、私は今期。中広「第三の創業」と位置づけ。すべてをゼロベースで見直し、一からスタートすると決意しました。ゼロと言っても、我社には大変な財産があります。そうです。人です。230名の仲間と、それに、今日加わってくれた新しい仲間です。」
「景気には好不況の波があります。今は不況でも必ず回復します。このメンバーが心を一つに、荒波に立ち向かえば、チャンスを逃すことはありません。強く逞しい企業になれると確信しています。」
「人はなぜ走るのか?それは生きるためです。獲物を捕らえるには、その獲物よりも速く走らなければ、獲物を捕らえることができません。獲物を捕らえることができなければ生きてはいけません。だから、人は走るのです」
「我社が第三の創業を成功させるには、5年、10年先に、誰よりも速く走ることのできる仲間が必要です。私は、若鮎諸君に訴えます。何事からも逃げるな。勇気を持って正面からぶつかれ。それには{走る}こと、即ち、行動力を身に付けて欲しいと。」
「如何に不透明な時代であっても、走(行動力)れば夢は叶います。
見る前に跳べ。入社を心より歓迎します。」
長良川に跳ねる若鮎に大いに期待しています。     Goto
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街を練り歩く子供みこし

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