ラジオ

8月15日の正午を、「全国民1分間、黙とうの日」にしてはどうか。
休日だから、テレビを見るのだが、各局同じニュースには閉口する。取り分け、30年一日が如くの、この時期の交通混雑情報。報道部に引け目はないのか?無神経な気がする。
空港の混雑ぶり。新幹線ホームでのインタビュー。高速道路での数十キロにわたる空からの大渋滞の模様。この国が平和な証拠なんでしょうが・・・。
渋滞に巻き込まれている大半はテレビを見ていない。涼しいところで、寝っ転がっている人に、大渋滞の情報を流してどうするんだって、感じです。ですが、実態は大きく変わっていて、この時期に移動する人の数は激減しているそうです。
そうですよね。夏休みで、盆休み。高速料金は1000円ですが、時間は余計に掛かり、観光地はどこも特別料金。おまけに、大渋滞の報道ばかり。これで、出かけようと言う人は・・・・・・・。減りますよね。
にも拘らず。テレビ局報道部の姿勢は変化に気付かず・・・・。同じニュース。
同じニュースでも、これだけは外せないのが、終戦記念日の報道。こればっかりは、ニュースになるような内容が薄れても、絶対に縮小したり、粗末に扱ってはいけない。
特に、今日、8月15日の正午には、日本中がすべての動きを止め、反戦を誓い、戦没者対して1分間の黙祷を捧げるべきである。なぜ、すべてのメディアが奨励しないのか不思議である。
時代の変遷は、お盆の帰省すら減る傾向。戦争記憶など彼方に忘れ去られる現状。そんな折だからこそ、メディアは渋滞報道も良いが、戦争の悲惨さをしっかり伝えるべきではないか。
その象徴として、メディアがこぞって、「8月15日正午、一分間の黙とうを!」と訴えれば。大渋滞に巻き込まれている人も、イライラせずに、「心が落ち着き」一息付けると思うのだが。
日本中の老若男女が、一斉に黙とうをささげる瞬間が、世界に発信されるとするなら・・・・・・。
日本の国際的な地位も高まると思うのだが。テレビ局で考えてもらえないものかね?。
え?何ですか?渋滞に巻き込まれている人はテレビが・・・ですって。
ラジオがあるじゃないですか。ラジオが。
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