政治は続く

立つ鳥跡を濁さず・・・・国民生活に遺漏なきよう願います
「私は定額給付金を受け取らない。受け取る受け取らないは、矜持の問題だ」。麻生首相のそんな発言で物議をかもしたのを思い出しました。「敗軍の将、兵を語らず」と申します。
私は小泉首相の時代に始まった「首相のメルガマ」の読者です。毎週、楽しみに目を通しています。
たぶん、最後の号になるだろう。大惨敗後のメールが昨日届きました。
「内閣発足以来、経済の危機、安全保障の危機、国民の健康、生命を脅かす危機など、あらゆる危機管理に遭遇し、一つ一つに全力を尽くしてきた。中でも「政局よりも政策」、景気最優先で取り組んできた。
現在も、新型インフルエンザ感染拡大、厳しい雇用情勢など国民生活に直結する課題がある。景気回復も道半ば。政府としては、「新内閣に引き継ぐまでの間、国民生活に遺漏なきよう、責任を果たして参ります」と記している。
経済対策の成果が出始めた・・・・「道半ば」に万感の思いが伝わります。敗軍の将、兵を語らず。
「国民生活に遺漏なきよう」。立つ鳥跡を濁さず。潔さを感じます。まさに矜持を持ったリーダーです。
敗戦から何を学ぶのか?その原因を追究し、データを分析して、次に繋げるべきがと言う人がいます。
それはそれで、納得できるのですが、私は、失敗から学ぶことはないと、思っています。
なぜなら、その時、その折に、最善を尽くしたのだから、それが、能力であり。それが、実力だからです。精一杯努力して、それで、負けたら、諦めることです。過去を悔やんでも、恨んでも意味のないことです。
次のために、やらなければならないのは、反省でも分析でもない。新たな建設、新たな研鑚意欲です。そのチャレンジ精神がなければ、全責任を取って、潔く後進に道を譲るべきです。
それが敗軍の将のともに闘った者たちへの矜持です。あるべき姿です。
時は流れ、時代は動いて行きます。今は、今過去になります。
過去になった自分を見つめるのはとても辛いことですが、将たるもの、その辛さに耐え、後を濁さないのが、大切です。それにしても、報道で見る限り、遺漏なき引き継ぎが上手くいかないようですね。
最終のメルマガの「意」とは、違うような気がしますが。
「え?。何ですか??」「その内閣発足以来・・・・・・・・の文章は、メルマガ編集長のひとことだよ。」
「麻生さんのは、「守るべきものは守る。そして、守るべきもののために改革し、改めるべきものは改めるのが、保守政治の本質。今後、更なる精進を重ね、期待に応える政治を実現する、と結んでいる方だよ。
え?。首相の文・・・・・・と違うのか。そうか、タイトルは「政治は続く」だものね?。
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コメント

  1. 向日葵 より:

    「政治は続く」・・・のフレーズを聞くと
    線路はつづくよ どこまでも
    野をこえ 山こえ 谷こえて
    はるかな町まで ぼくたちの
    たのしい旅の夢 つないでる
    線路はうたうよ いつまでも
    列車のひびきを 追いかけて
    リズムにあわせて ぼくたちも
    たのしい旅の歌 うたおうよ
    「線路」を「政治」に変えて、「列車」を民主か自民か公明か社民か共産にかえて歌ってみてください。ラララーラララーララララッララーラ!!!自民再生の歌ですね。