読者の中心は、若い女性達・・・・・・。
我社は中日新聞の岐阜県版広告を扱うことから、スタートした広告代理店です。33年前になります。当時は、新聞広告売り手市場で、毎月10日、広告局の整理部では喧々諤々の次月紙面調整会議が行われていました。
金曜日、土曜日の紙面倍率が5倍とか6倍なんていうのも、ざら。各代理店と整理部は戦場のようで、紙面の奪い合い。殺気立ったものです。今は昔の、新聞広告全盛時代の話です。
このところ、新聞広告に元気がありませんが、我社は新聞広告が原点。思い入れがあります。
なぜ、新聞広告が減ったのか。最近、なぜ特に激減したのかを論じるつもりはありませんが。私は、広告「効果」を科学的に分析し、証明する努力を怠ってきた広告会社にも責任の一端があると思っています。
例えば、読者層と広告内容のミスマッチ。新聞の社会的な影響力は、部数の減少とは比例していません。むしろ、逆に高まっているのではないかと思っています。
問題は、毎日読む人は誰なのか。どの層なのか。どの程度の時間が費やされるか?などと言った、基礎的な調査データが研究されていない点です。家庭に配達されているから、家族全員が読んでいるだろうとの曖昧な「思い込み」「勘」で決められています。
その勘に基づいて、スポンサーを誘導してきました。科学的な根拠がないのですから、読者と広告内容とのミスマッチが起きて当然です。その積み重ねが、新聞広告の減少に繋がったと考えます。
私は、新聞が社会的に影響力があるのは、社会的に影響のある人が新聞を毎日きちっと読んでいる。毎日新聞を読んでいる人は社会的な影響力を持っているからだと析しています。
その層をターゲットとした、広告内容を掲載するならば、新聞広告の効果は、抜群であると思っています。我社は新聞広告の「効果を測定」して、「広告を科学する」提案を心がけていますが・・・・・。
最近、新聞を読む層で、最も増えた層が、社会の第一線で活躍する女性達です。我社の提案広告ではありませんが、24日の日経と朝日朝刊に掲載された宝島社の大胆な広告(写真参照)。
社会に影響力がある女性の四本の手。まさに「現代千手観音」。そんな彼女達に必要な手。「それは、本」と読書を薦めています。新聞広告の特性をつかんだ、科学的な裏付けのある広告だと、感心しています。
今、新聞広告は買い手市場です。スペースは、十分に用意されています。
我社も、新聞広告を復活させるべく、頑張らねばと思っています・・・・・・・・・・・。 Goto
9/24朝日新聞
コメント
僕のあだ名を知ってるかい。
朝刊太郎というんだぜ。
新聞配ってもう三月(みつき)
雨や嵐にゃーなれたけど
やっぱり夜明けは眠たいなあ
懐かしい歌です。
朝刊が待ち遠しい年になりました。
新聞配達の皆さんありがとう。
最新の携帯を手に入れました。
朝刊より早くニュースが届きます。
若者にはわからないかもしれませんが、あの朝刊を開いたときのインクのにおいは、ずっと続けていただきたいものです。