ルパン三世

テレビメディア回帰の時代が訪れました・・・・・・。
ありがとうございます。昨日のブログで61回目の誕生日、なんて、書いてしまったものですから。多くの方に祝のメールや電話を頂きました。恐縮です。インターネット社会の凄さを、改めて実感しています。
朝日新聞の次は読売新聞かと驚く、漫画(ルパン三世)広告(写真参照)が載りました。最近、新聞では、内容がよく分らないこの種の広告がよく掲載されます。果たして新聞と漫画を読む人は同じなんでしょうかね?
この年末年始、広告業界ではテレビのCM出稿量が上向いてきました。(勿論、東京発の話ですが)
先行きに明るさの見えない業界としては、とても嬉しい話です。
このまま、好調を維持。業界を牽引してくれればと、期待します。(他力本願ではいけないのですが)
しかし、新聞も雑誌も惨憺たる状況です。とりわけ、新聞広告の出稿は昨対30%以上のダウンです。なぜ、デフレが進行、個人消費は冷え込んだままなのに、テレビ広告が増える・・・。不思議です。
で、私の解釈です。不況の影響は様々なところに現れます。テレビも新聞と同じ、若ものがインターネットやゲームに走りテレビをあまり見なくなったと言われています。が、
最近、テレビの総視聴率が上がってきました。視聴率と言うと、通常は、亀田と内藤のボクシングが43%だとか、日曜劇場の「仁」が驚異の22%に達しただとか番組毎の数字を指しますが。
総視聴率とは、テレビを見る世帯、全体を指します。つまり、あまりテレビを見なかった家でも、テレビを見るようになった。番組の視聴率ではなくテレビの到達率です。
なぜ、そうなったか。不況の影響で、自宅に居る率が上がったんだと思います。
総視聴率が上がれば、広告効果は高くなります。そうなれば、テレビ媒体にCM出稿が増える。
それに、価格です。テレビCMの価格は一般的には高値だと言われてきましたが、この処の需要難で料金体系が崩れました。それも、スポンサーにとっては出稿しやすい要因です。
更には生活必需品を扱う企業の出稿量が増えてきました。嗜好品より必需品のCMが増える。これも不況の影響です。
この傾向(不況が続くこと)が良いのか悪いのかは解りませんが。国民生活でテレビ回帰の傾向が顕著になったことはテレビ界にとっては大きなチャンスです。
だとしますと、テレビ界が頑張れねばならないのは・・・・・・。そうです。
テレビ局の人たちは、ちょっぴり調子が良くなりますと、軽薄に単価を上げようとします。
それは間違いです。この機に乗じてやらなければならないことは、経費削減でも、経営の合理化でもありません。折角、総視聴率が上がったのですから、番組内容の質を上げることです。
そうそう。読売に掲載のルパン三世の広告、インターネットで調べてみました?
盗品の山分け会を「皆様に元気」のためにお届けします。ってことですが???????。
奇をてらったんでしょうが、果たして不況下、テレビ回帰の傾向に新聞広告が抗うことができるのか?
疑問です。                                      Goto
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12/8読売新聞

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