還暦の重み

厳しさは温かさ・・・・・・。
今日は61回目の誕生日です。還暦を迎えての一年、健康で生かされてきたことに心より感謝します。
一年を振り返るには、まだ、20日程ありますが、良い機会です。反省してみたいと思います。
まず仕事面。収縮する日本経済の影響を受けました。これがデフレなんでしょうね。モノの価格が下がるのです。戦後の成長期を経験し、その後バブル崩壊も、それに続く閉塞感も味わって来ましたが・・。
身の丈が縮み、着ている物がガバガバになる経験は初めてです。あらゆる産業がそうなのかもしれませんが、広告業界も従来のビジネスモデルが役に立たなくなりました。
お陰さまで、我社は脱広告代理店を掲げ、従来のビジネスモデルに固執しないフリーマガジン事業を推し進めてきましたので、何とか、この急激なデフレの影響を最小限に食い止めています。
厳しさは温かさと申します。広告業界に吹きすさぶ嵐のお陰で、我社は、随分鍛えられ、逞しくなった気がします。この強さは、一つに、コンテンツの向上に繋がっています。
一つに、新しい事業を推進する要因になっています。我社を成長させるエネルギーになっています。まさに、この厳しい環境が、明日を切り開く温かさになっていると考えています。
その意味では、辛く厳しい一年でしたが、未来に踏み出すための重要な一年だったと思っています。
私生活では、還暦の重みを感じた一年でした。歳を重ねたものは、その歳に見合った立ち居振る舞いがある。少なくとも、自分より若い人たちはそう思って見ている。その自覚無しの言動は許されない。
還暦過ぎて現役でいるということは、その年齢だけで、社会的な影響力がある。自分の実力とか能力とか関係なく、日本社会とは、「長幼の序」が息づいている社会だと知りました。
だから、自由な振舞いも、勝手な発言も許されるのですが。許されるがゆえに、その責任も重い。
その重さを自覚しないで、勝手な振る舞いは許されないことも学びました。
重みのある60代を生きるには学ぶ努力を放棄してはいけないと思っています。お陰さまで、早朝のひと時、毎朝、ブログ書きで、頭の体操をさせて頂いていますが、まだまだ、不十分だと反省しています。
幸いに、心身ともに健康で61歳を迎えることが出来ましたのも各位のお陰です。
今後共変わらぬご指導願い、感謝と致します。                         Goto

コメント

  1. Goto より:

    ありがとうございます。
    誕生日は人生の節目です。来し方を反省し、次なる節目に向かって、焦らず、慌てず、一歩一歩進んでいきたいと思います。ご指導お願いします。     Goto

  2. リミスキー より:

    誕生日おめでとうございます。何よりも健康体でこの日を迎えられたことに敬意を表します。一寸先は闇の昨今、元気が一番だと思います。毎日のブログ書き込みだけでも尊敬に値します。この先も健康に留意され、われわれを叱咤激励し、導いて頂きたく思います。と言っても一つ違いの私ですが・・・。

  3. 五反田 より:

    お誕生日おめでとうございます!!!
    >ガバガバ
    ピチピチになるよう頑張ります!!!