カミ宣

女性の社会進出のバロメーターは、日経の購読・・・・。
テレビ局が自局の番組を宣伝するのを通称「バン宣」と呼びます。最近のテレビはバン宣が増え過ぎです。他局でバン宣できれば視聴率にも貢献できるのでしょうが。自局で自局の宣伝をしても、視聴者が増えるとも思えないのですが・・・・仕方がないのでしょうね。
バラエティー番組を観ている視聴者が、ドラマの役者がファンだから・・・。そのドラマにチャンネルを合わせるようになるってことなんでしょうが?手前味噌は手前味噌。所詮は、CM枠にスポンサーが入らないのでその、穴埋めに「バン宣」は使われているようです。
最近は、江戸出張がめっきり減りましたので、気にならなくなったんですが、この地方と江戸では電車の乗客の過ごし方が違います。この地方は大方の人が「ボー」として(そこが気になるところなんですが)電車に乗ってますが(最近は携帯を使っている人が多くなったようです)・・・
江戸は違います。とくに、女性が違います。朝のラッシュ時でも新聞を読んでいる女性が目立ちます。それも、一行も読み漏らさない真剣なまなざしで。気迫さえ感じます。
で、その読んでいる新聞、大概が「日経新聞」です。経済情報を入手しようと必死になっているようです。たぶん、そんな女性は、テレビのバラエティーなんかは見ないんでしょうね。
日経新聞が、日経新聞の宣伝をしました。新聞社が自社の宣伝をするのですから「カミ宣」??とでもいうのでしょうか?広告の中に、日経読者の3割は女性(写真参照)だと胸を張っています・・・・。
働く女性の日経購読率が40%に上がったとも。一昔前、男性ビジネスマンが一流になるには日経を読まなければなれない。と言われた時代もありました。現在では、日経情報を知らなければ、女性も社会進出出来ないってことなのでしょうね?
日経の「カミ宣」を日経で打って、女性の読者が増えるとも思えないのですが、日本社会は、着実に、いや、名実ともに女性の時代に入った。その証明が日経を読む女性が増えたってことなんでしょう。
この、日経現象を、この国の繁栄の証と見るか?日本民族の衰退と見るか?
悩ましいのですが、ともかく、日経の「カミ宣」に書かれた内容、疑問の残るところです。
それにしても、この地方は、男女とものんびりしてていいですね。                  Goto
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1/4日本経済新聞

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