街の活性化の条件について・・・・・。
疲弊する田舎町を元気にするのは、容易なことではありません。特に、美味しいモノも、名物料理もなく、シャッター通りとなった商店街に活気を取り戻すとなると、生半可なことでは・・・・・・・・。
我が愛する故郷・岐阜の中心市街地「柳ヶ瀬」も、ご多分にもれず、関係者の努力がなかなか実らず、街に閑古鳥が鳴いています。時代の趨勢と諦めれば世話ないのですがが・・・・・。
かなり乱暴ですが、私の中心市街地活性化の基本的な考え方を述べて見たいと思います。が、あくまで我が愛する岐阜の「柳ヶ瀬」のプランであって他の地区に当て嵌まるとは限りません。
状況説明を抜きにして三点(おまけ付き)だけ、申し上げたい。
1、まずは担い手です。
街を元気にするための三大要素は、若者、バカ者、地者(じもの)の存在です。まず、若者とは学生を中心とした若い人たちのこと。(当り前と思わないで下さい。若いエネルギーがない地域に活性化はあり得ません)
若者のいない街を活性化することは不可能です。
バカ者とは、ベンチャー精神、チャレンジャー精神に溢れた、向う見ずな連中のこと。地者とは、その土地に生まれ育ち地域を知り尽くし、地域をなんとかしたいと真面目に考えている人です。
街を変えてやろうと、意気込む人材がいなければ、街は元気にはなりません。
1、近在に働ける場所があるかどうかです。
柳ヶ瀬が元気だったころ。2000軒(一万人を超す人たちが働いていました)のアパレル卸問屋が徒歩で10分ほどの場所(岐阜駅前)にありました。現在は、300軒を切ったといわれています。
岐阜市の中心市街地・柳ヶ瀬まで、徒歩で5分の場所に、約二万坪を超す遊休地(旧・岐大病院跡地)があります。そこに、5000人規模の人たちが、働けるか、学べる環境を作れば、街は活性化します。
私は、岐阜市立岐阜薬科大学を移設して、その周辺に創薬などを研究する企業の出先機関などを併設すれば、市内居住者も増え、柳ヶ瀬の活性化になるのは請け合いです。
「薬大」(バイオ)を中心にした街づくりをすれば、街の様相も変わります。
1、地権者が権利を放棄することです。
これが一番難しいのですが、柳ヶ瀬に土地や建物を所有する人たちが、開発したい、活性化したい人たち(バカ者たち)にそのスペースを提供しなければ、すべては絵に書いた餅です。
それを、ある程度強引に、行政や地域の団体が推し進めれるかどうかです。私は、シャッターを閉めている地権者たちが、私財の転用を拒めば、街の活性化など、永久にあり得ないと思っています。
1、飲食街から発展します。
これは、おまけですが、街の発展は、飲食店からです。人に欠かすことができないのは、寝ることと食べることです。だとしますと、あの街に行けば、美味しくて安いモノが食べれるとなれば、人は集まります。
以上が、私の柳ヶ瀬活性化の基本的な考え方です。
どなたか?ご意見があれば聞かせてください。
そうそう。写真は、友人が広島出張の折、買い求め届けてくれた広島名物「しゃもじかきめし」です。かきが7匹も入っていて、とても美味しかったです。この時期の大ヒット駅弁だそうです。
大満足しました。ありがとうございました。
ね。活性化って、飲食でしょ。 Goto
広島名物 駅弁「しゃもじかきめし弁当」
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