誓い・・・・・。

そんな、逃げ口上に負けてたまるか・・・・・。
営業出身の私が、スポンサーとのやり取りで、絶対に屈しないと心に誓っていることがあります。それは、予算がないから、「お前の提案には応じられない」という断り文句です。
営業現場で、予算がないと言われて引き下がれば、仕事になりません。断り文句の常套句に負ける要では、営業活動はできません。勿論、仕事によりますが、サービス業の場合は当てはまります。
仕事は「ネバーギブアップ」です。諦めたら終わりです。むしろ、営業は断られたところからがスタートだと思っています。私の経験です(駆け出しのころの)。ある企業にテレビCMの営業をした時です。
これ以上にない「自信作の企画書とCM枠」を持って訪問しました。コネクションもありませんので、最初は門前払いでした。次の日も、その次の日も受付止まり・・・・・・・・。
しかし、元来が美濃の出身(そうです蝮の道三の血を引いています)。しつこい性格です。その次の日(日曜を挟んで都合9日目)見かねた受付の方が担当者の在籍日と時間を告げてくれました。
やっとのことで、担当者と面談。ここがチャンスと、私なりに必死の営業活動を展開。「いい案ですが予算がねぇ」と。お決まりの断り文句。さて、弱った・・・・・・。私の結論「この人には決済権がない。」・・・。
では、仕方がない。決済権のある方にお会いする以外にない。担当者には申し訳ないが、跳びこして、決済権のある本部長と(受付の方が手引きしてくれたのですが)面談(結構強引でしたが)
その際、私は必死でして「本部長、お宅の営業マンが、お客様から予算がないと、仕事を断られたらどうされますか」と最初に質問しました・・・・・・。結果は・・・・・・。
勿論。予算がないのですから、断られました。が、テレビのプロモーションではなく、別のSP(サービス・プロモーション)の仕事を頂きました。20数年前の話です。その本部長はリタイアされましたが、今でも時々薫陶を受けます。
最近のサービス業界、新興国向けの製造業と違って、なかなか景気のよい話が、聞こえてきません。とくに広告会社の提案に、政府も、行政も、企業も「予算がない」「カネがない」と、口を揃え、耳を傾けてくれません。そんな時代です。
たまたま、上手く行った若い頃の経験談など、面白くもないのですが。そんな、逃げ口上に「負けてたたまるか」と思い。私の営業活動にたいする「誓い」を述べてみました。
春の来ない冬はありません。広告業界冬の時代も、もうすぐ終わります。
頑張りましょう!!営業担当諸氏!!                   Goto

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