清水一雄教授

凄い日本人って、いますよね・・・・・
私のブログで紹介するのもおこがましいのですが。友人の友人と言う関係で親しくお付き合いさせた頂いてる医師を紹介します。いや、最近の日本人、自信喪失のような気がしますので・・・あえて。
医師の名前は、清水一雄さん。日本医科大学の外科部長です。
ベラルーシ共和国ってご存知ですか?知らない?では、チェルノブイリは?。そうです24年前、旧ソ連時代の、あの大惨事、原発事故を起こした地区を抱える国です。1990年にソ連から独立しました。
そのベラルーシでは、今も原発事故の後遺症が残り、国民は苦慮しています。中でも、子供の甲状腺がんが大きな問題になっています。治療方法が手術しかなく、その際、首元にU字がたの大きな傷が残り、女性の患者を精神的にも苦しめています。
清水教授は、1988年に内視鏡補助による甲状腺手術の技術を開発。この手法の権威として世界的にも知られています。10年前からボランティアでウクライナやベラルーシを訪問、甲状腺がん治療に貢献、07年には内視鏡手術をチエルノブイリで成功させました。
日本の医学者の情熱と善意が、原発事故の後遺症で苦しむ人たちに救いの手を差し伸べたのです。私は、教授のこの活動に、深い感銘と心からの敬意を表しています。
教授から頂いた資料には、今年の春に、ベラルーシへの10回目の訪問を計画、首都ミンスク市で複数例の甲状腺内視鏡手術を手がけると記してありました。頭が下がります。
私にできることは何もありませんが。この稀代なる医学者が大学の理解を背景に、単身、日の丸を背負って、旧ソ連の惨状に手を貸し続ける姿に接し、元気をもらっています。
彼の国の評価がどうであるかは、分かりませんが。私は、こんな素晴らしい日本人がいることを、少しでも多くの方にお伝えして、こんな凄い日本人がいることを知ってもらえればと、あえて、書きました。
日本人が自信を喪失するなんて、まだまだ、早すぎないかと思っています。        Goto

コメント

  1. Goto より:

    10月、ミンクスで公開手術に望まれるそうです。清水先生のご活躍と健勝を心よりお祈り申し上げます。
                      Goto

  2. N.O より:

    清水先生は、私の高校の先輩になることを知りました。都立昭和高校です。自分の出身校に偉大な先輩がいることに誇りに思います。お体を大切に、頑張ってください。

  3. Goto より:

    人類の安寧と幸せのために、健康に留意され、引き続きのご尽力をお願い致します。教授の取り組みは日露友好の懸け橋でもあります。ありがとうございます。         Goto

  4. しろうチャンの友達で多度でご一緒した君 より:

    みました。感謝感激。今年も行くぞ!