親のすねは細るばかりです・・・・。
東京都民が支払う税金が地方に還元されるのはおかしいと都知事が苦言を呈していたことがありますが・・・。堺屋太一氏は、地方から東京への仕送りは年間5兆円だと、試算しています。
首都圏に大学が集中しています。さもありなんと思います。日本人の高学歴化は、世界で何位なのかは知りませんが、韓国が85%でトップ。日本もベストファイブに入っているのではと思われます。
親としては、子供が大学に行きたい。それも東京で学びたいと言えば生活費を切り詰めてでも、望みを叶えてやりたいのでしょうが・・・年収が目減りする現実。辛いモノがあります。
私も岐阜から東京に行かせてもらいましたが、仕送りは一貫して3万円でした。内訳は下宿(アパート)代が6000円(共同、炊事場とトイレ)食費が15000円。交通費等3000円、残りが本代とその他でした。
仕送りを受けると、15000円を30枚の500円にして、1日1枚、生活費に充てたモノです。
昭和42年。18歳のころの話です。
それから、43年。首都圏の私立大学下宿生の仕送りは9万3千円。家賃などを引いた生活費は月額3万3700円。1日に換算すると1123円で、その中から、携帯電話代や光熱費を捻出しているそうです。
調査をした団体は、「アルバイト」をしないと学生は食べていくことができない。勉強どころではない」と分析しています・・・94年の仕送りピーク12万5千円から、大幅に下がって大変だとマスコミも、大げさに取り上げていますが・・・・。
牛丼の吉野家、春のキャンペーンで並270円で発売しています。1100円あれば、4杯食べられます。
収入減に合わせて、物価も下がっている事になります。何も心配することはありません。
何時の世も、学生とはそうゆうモノです。ひもじい思いが糧となるのです。それが青春です。
心配しなければならないのは、地方の経済がこれ以上疲弊すれば、親のすねが、細ってしまうと言うことです。
首都圏の人は、下宿生の背景も少しは考えて欲しいモノだと思う、入学式シーズンです。 Goto
コメント
地域主権の時代です。地方の独自性、オリジナル性が求められます。地域に住む人たちが情報誌を手に人生をエンジョイし、地域のことを考えて頂ければ幸せです。今後とも変わらぬご指導お願いします。 Goto
私は仕事上、転勤と引越しが多く、岐阜県内を点々としていました。
高山、大垣、岐阜、そして現在の瑞穂市と転居を続けています。
同じ県内とはいえ
知らない町へ来て最も心強いのは、その町の情報誌でした。
地元密着の記事や表紙で、その土地のことを知り
中のページで、その街のお店を多数知り、
そしてその土地の読者の声を聞く。
デジタル時代とはいえ、こうした情報誌の存在はこの時代でも最強なのではないでしょうか?
さるぼぼくらぶ、ワオ、GIFUTO、mintoと、
拝読してまいりました。
最近、どことなく同じようなテイストだなあ、と思っていたら、
同じ会社(中広さん)の発行だと知って、納得でした。
このような雑誌がある街はいいですね。
今後も発展されることと存じます。これからも期待しています。
minto、創刊3周年おめでとうございます。