最先端に触れたモノは・・・最も古典的なモノに振れるのではないでしょうか?
生活情報誌。その役割がますます認知されています。
TBSの番組で、我社の生活情報誌が紹介されましたので、報告します。
番組内容は、知の巨人「ITの伝道師」といわれる東大名誉教授月尾嘉男さんとフリーのアナウンサーが、現代を賢く生きるための文化論を分かりやすく解説しつつ、その都度の社会現象を月尾流の鋭い切り口で紹介するモノです。
今回の内容は、紙媒体の将来と申しますか…広告収入が著しく減少する中で、新聞や雑誌のビジネスモデルが果たして生き残れるかどうかとの切り口で紙媒体について考えるものです。
特に、広告収入のみで収益をあげる紙媒体、フリーペーパーも(我社ではこのビジネスモデルを月に一度A4サイズの冊子型で発行しますので、フリーペーパーとはいわず、フリーマガジンと称していますが)
不況の影響をまともに受け、新聞や雑誌と同じように窮地に追い込まれていますが、月尾教授。切り口を変えれば、古いビジネスモデルでも、事業化は可能と、指摘しています。
その例として地域密着をコンセプトに、成果を挙げているフリーマガジンの会社があると、我社を紹介しています。「岐阜県にある「中広」という会社は岐阜・三重・滋賀・福井の中部地方4県の28市をカバーする地域密着型のフリーマガジン19誌を発行。
2010年1月の月刊総発行部数は約104万部にもなります。(現在は105万部を突破しましたが)
特徴は店舗据え置き型ではなく、各家庭へ直接届けるポスティングシステム。確実に情報が伝えられ、広告を出す側にとっても都合が良いのです」
「現代社会において紙媒体が紙媒体として生き残るためには、全国区であることを捨て地域密着型にシフトすることも一つの手段と言えます」と、解説しています。我社がフリーマガジンを発行する上での基本的なコンセプト、地域密着の考え方に高く評価を頂いています。
私は、地域密着の要因にポスティングもその一つだと思っていますが・・・。IT社会です。情報のグローバル化が進んでいますが・・・文明の進歩は振り子のようなもので・・右に振れたものは左に触れる。最先端に触れたモノは古典的なモノに振れる。そんな方程式があるのではないかと思っています。
月尾教授の言われる切り口を変えるのとは少し違いますが・・・IT社会はグローバルに触れ過ぎています。となると、アナログかもしれませんが、紙媒体でローカルに振れれば、そこに価値があるのではと思っています。
私は、我社の生活情報誌を通じ・・・紙媒体のビジネスモデルはハイパーローカルに触れれば振れるほどに、ビジネスチャンスがあるのではと思っています。機会があれば・・知の巨人月尾教授の薫陶を受けたいものです。 Goto
コメント
お叱りに心よりお詫び申し上げます。
社員の不始末はすべて私の責任です。
社員教育を徹底し、御期待に添えるよう努力いたします。
変わらぬご愛顧、御指導お願い申し上げます。
Goto
社長殿の地方媒体における熱意、理想はわかります。しかしながら、御社の営業の質は疑問です。次々と担当が替わる。年始の挨拶すらない。単なるスペース・ブローカー。企画、提案がない。メモをとらない。ノートすら持ってない。せめて、校正ぐらいまともにしてほしいが編集からだされたものを渡すだけ(パートでももっとまとも)。こちらは「広告クリエイター」はいらない。せめて「普通の情報紙代理営業マン」ぐらいの仕事はまともにやってほしい。
若者は未熟です。すべては地方紙を束ねる上司の能力不足。