中国の歴史小説は面白いですね・・・・。
最近会う人・・・逢う人に・・・宮城谷昌光さんの本を奨めている。別段・・・氏のまわしモノではない。
とりわけ・・・広告の仕事に就こうとする・・若い諸君には、日経新聞の広告を日々隅々読んで欲しい.。
そして・・コトラ―先生の「マーケティング理論」は常識として頭に叩き込む必要があると言うことと・・・・宮城谷昌光さんの中国の歴史小説は読んで欲しいと、声を大にして奨めている。
日経新聞も最近は刹那的な広告が多くなったので・・・奨めて良いモノかは迷う面もあるが・・企業広告には理念やCSRが含まれるので・・商品やサービスの背景も読みとることができる。そうなれば企業の将来性や方向性も分かる。就職活動のも有利である。
新聞広告を全部読むには骨が折れるが・・・我慢して読み続けていると3ヵ月ほどで。広告を通して社会の動きも、実質経済も分かってくる。そうなれば広告の仕事に限らず・・自分がやりたい仕事や、星雲の志の基礎になると思う。
宮城谷さんの本を読め…と奨める理由は・・・例えば、淡愁(たんしゅう)、愁嘆(しゅうたん)、静寧(せいねい)、篤情(とくじょう)、雅志(がし)、哀憐(あいれん)、温恕(おんじょ)など・・人の心のひだを表現する日本語・・(耳慣れない)が頻繁に登場して勉強になる。
また・・日本と中国は一衣帯水の国・・中国の歴史から・・日本人の生き方や心のありようも含めて学ぶことが多い。例えば宮城谷さん唯一の恋愛小説・・「青雲はるか」を読むと(私はこの小説が好きです)、一説客から秦の宰相に昇り詰める男の物語ですが・・・多くの女性達が伏線となって・・・・人を愛することと・・志を成就することは同じであることが分かる、心が震える。
感受性豊かな心を持ち・・・且つ、権力や政治の道にも造詣を深めなければ・・・広告の仕事はできないと思っている。勿論・・広告だけではない。中国の歴史やことわざ、教訓に学ぶことは人間の幅をそこはかとなく広げてくれる。
その幅が・・・生きる糧になるのだ。
中国の歴史小説はなかなか読みにくいのだが・・・宮城谷さんの小説は、読みやすい。(私は司馬遼太郎さんの後継は宮城谷さんだと思っている)だから・・・若い人に読んでみてはと奨めている。 Goto
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