地域主権

ますます輝く・・・地域の広告会社・・・
今週はJLAA(日本地域広告会社協会)中部地区ブロック会議が名古屋で開催されます。仲間と再会できるのを楽しみにしています。九州・中四国のメンバーと会議を重ね、地域の広告会社のあるべき姿が見えてきたような気がしています。
名古屋の後、大阪、仙台、東京と開催されますので、さらに会員各社の成功事例を学べて、方向性についても有意義な会議が持てるのではないかとワクワクしています。
九州のメンバーから、会議終了後・・・「これほど真剣に本音で、自分達のノウハウをぶつけ合う会議は初めてだ」との感想を頂きました。会の意義をご理解いただけとても、嬉しく思っています。
JLAAの最大の特徴は「地域を元気にする」ことを目的とした広告会社の集団であることです。
民主党菅政権・・・・鳩山前首相が所信演説で政策の一丁目一番地に掲げた「地域主権」を片山総務相で、踏みだすようです。その受け皿になるのは・・・自己責任を有する地域住民でありますが・・・
まずは、地方公務員でなかればなりません。しかし、現況では・・・彼らが地域主権を主体的に担うことは容易ではありません。地域に主権を根付かせるには「さまざまな」仕掛けが必要です。地域に根を張る広告会社は様々な仕掛けを生業としています。民間の知恵と申しますか、多くのノウハウを有しています。
地域主権へ政権が舵を切ったことは・・・・いよいよ、地域広告会社の出番だと思っています。
で、ブロック会議で見えてきたキーワード。一つは、地域のオリジナリティーを発揮すること。すなわち「地域密着」であり。もう一つは過度期にあるネット社会でのメディア商品と既存のメディアとを組み合わせる・・クロスメディア化を推し進めることです。
クロスメディア化は・・・・各広告会社が持つノウハウ(ビジネスモデル)とネット、モバイルを組み合わせれば良い。その際、主従を間違えないようにすることが重要です。
現時点では・・あくまでも従来のビジネスモデルを主としてネット商品を組み合わせるべきです。いたずらにネット社会に惑わされる必要はありません。そうすれば、無理なく、ネットを巧みに生かした仕掛けが可能です。
それに・・・私はこちらが本命だと思っていますが、地域密着とは、「地域の元気」を形にして、経済的な効果と地域の未来への可能性を導き出すことです。そうです。地域主権の原動力です。
企業の第一義的な目的を・・・利益を上げることだと言う人がいます。私はそうは思いません。
自分達の持っているノウハウを十二分に発揮して社会に貢献することだと思います。とりわけ広告会社は。
毎週・・・ブロック会議でJLAAの仲間とお会いして、地域主権の時代・・・地域広告会社が輝くのは、まさに、これからだと、改めて実感しています。                              Goto

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