CSR

中国企業の80%は消極的だそうです・・・・・。
企業の社会的責任(CSR)について考えて見たい。企業とは存在していること自体が社会的責任を果たしているとも言えますが、存在するがゆえに負わなければならない社会的責任があると思っています。
我社は、コンプライアンスや社員・スタッフの待遇改善などの社会的(ちょっとオーバーだが)責任を果たすのは当然のことながら、同時に、環境保護やボランティア活動を推進することによって、社会に貢献する企業にならねばならないと考えています。
メディア企業をめざす我社は、現在、生活情報誌を岐阜・愛知・三重・滋賀・福井の各県に22誌、126万部を発行、限定エリアの全家庭に配布しています。合せて、各誌ごと、それぞれの地区に合わせた様々なボランティア活動を社会貢献の一環として、読者とともに実施しています。
各誌とも、まだまだ小さな活動ですが・・・・市民の皆さまからは、無料配布の生活情報誌としては、企業の社会的責任を目に見える形で・・実行していると評価頂けるようになってきました。
しかし・・・メディア企業にとっての社会的責任とは如何なるものなのか?如何にあるべきか?についての答えが出ていません。社内にプロジェクトチームを設け・・・・「中広の社会的責任とは何ぞや」の検討を始めています。今年度中にはあるべき姿を示すことができるのではないかと思っています。
CSRについて・・面白い記事を見付けましたので紹介します。中国企業(グローバルな企業対象)のCSR調査を実施した結果・・・・まったくCSRなど考えたこともないとか、感心がない、消極的である。と答えた企業が80%以上だったそうです。
中国は社会主義の国です。国の基準や定めに合致すれば・・・・社会的責任は果たしていると考えているのでしょう。すなわち・・・存在することが国に認められれば、社会的責任を果たしていると考えているのでしょう。だから・・・・CSR意識が乏しい調査結果になったと思います。
中国は中国ですが・・・・先進国で民主的な日本では、存在するだけでは・・・社会的責任を果たしているのではない、それでは中国の企業と同じです。
存在しているがゆえに・・・企業は利潤追求も大切でしょうが・・・・それにも増して社会貢献する姿勢が、社会的責任として求められるのではないかと思います。
企業の大小を問わず・・・・懸命な諸兄はCSRについて如何にお考えでしょうか・・・・。      Goto

コメント

  1. Goto より:

    レモンハート殿
    お久しぶりです。
    貴重なコメントありがとうございます。
    「まちづくり」ではなく「まち使い」の奨めですか?とても面白い発想です。「おりべくらぶ」だけではなく、我社の他誌(地域)にも応用できないか考えてみます。具体的な提案を頂ければありがたいです。
                      Goto

  2. レモンハート より:

    多治見市は産業の衰退で昼夜間人口差が激しく昼は子供と年寄りだけの街になりつつあります。また、名古屋までの利便性が高く週末でさえこの街にいない人が多い。ただ、寝るためにこの街に帰る。そんな状態です。御社の情報誌に期待していること。それは「まちづくり」ではなく「まちづかい」。おりべくらぶを通して多治見はいい街だと誇りをもち、この街を積極的に活用しようとする人が少しでも増えてくれればと思います。地域活性化のための「まちづかい」期待してます。

  3. 夏原健次 より:

    いつもお世話になっております。
    私は多賀町商工会である中国語講師より中国について色々教わっております。その講師は日本と中国の架け橋になるようにご尽力されている素敵な方です。伺いまいしたところ、中国には日本にあるようなセーフティネット(生活保護)や公的年金制度はありません。公的選挙もありません。ですから地方自治体でも代表者は共産党員がなります。共産党員は少数の人しかなれないそうです。ですから、中国で働く人達は生きていくためにはなんでもすうそうです。というか、人生に失敗すると、そこには大きな危険がありますので、命がけで生きておられると思います。その状態で教育水準は高く、世界最先端の科学技術を持つようになり、世界をリードする経済大国になりつつあります。中国政府は事実上中国軍の幹部がなるわけでして、中国国営放送は中国政府の移行を毎日放送されているそうです。その背景で企業のCSRはなかなかできないのも理解できます。今後対話を進め、日本と中国が安定した状態で成長変革することをお祈り致します。