職場の改革

タクシー運転手の子育て支援・・・・
我社は、女性社員の数が60%になりました。「女性が働きやすい職場づくり」のプロジェクトチームもスタート・・・女性目線で、職場環境の充実、子育ての支援体制などについて・・検討しています。
四月から始まる新年度の事業計画に具体策を盛り込みたいと思っています。
日本の人口が減少する・・・少子化対策が必要だと・・・叫ばれるようになって・・・もう、何年たつのでしょうか?最近の日本人は口ばかりで、何もしない・・・象徴ではないでしょうか。
本題と外れますが・・・そもそも、日本の人口が増えたのは・・・戦後のベビーブームと団塊ジュニア世代を除いて・・・子供が増えたからではありません。高齢化が進んだからです。死ぬ人が少なくなれば、少子化でも、人口は減りません。当り前です。
国が少子化対策と高齢化対策を同時に行うことには無理があると思っています。高齢化対策とは福祉の充実ではないと思います。高齢者が働きやすい職場を作ることだと思います。少子化対策も同じで、女性が働きやすい職場を作ることです。そうすれば、安心して子供が産めます。
この程、岐阜県では、子育て支援できるタクシー運転手を養成する講座に補助金を出す施策をスタートさせると発表しました。(全国で二例目だそうです)
誤解を恐れずに・・・申し上げますと、公共交通機関が極端に乏しい地方で、待機中のタクシーほど、ミスマッチなモノはないと思っています。多分、料金を逸脱してはいけないとか、相乗りはダメだとか・・・くだらない規制がそうさせているのでしょうが・・・・
大の大人が・・・・ひねもす・・ただ、ボーと客待ちする姿は・・頂けません。そんな日々を送ると人間が怠け者になってしまいます。岐阜県が始めた施策は、タクシーの運転手に、保育や救急救命の手伝いをして子育てに一役かってもらおうと言うものです。介護タクシーの子育て版です。
・・・・この施策には、需要に合わせたタクシー業界の規制緩和にもなると思います。タクシー業者には、ここぞとばかり、積極的に取り組んで欲しいモノです。職場の改革が、子育てに繋がるのだと、岐阜県の新たな施策で感じた次第です。               Goto

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