意(こころ)は深く・・・

「分かち合い、思いを寄せて。がんばろう!!日本!・・・」
まだ、原発が燻ぶり・・・不安が日本全体を覆い、人々の心を重くさせています。大地震・大津波発生から・・・二週間・・・・・・報道の範囲ですが、被災地ではライフラインも徐々に復旧しつつあるようです。
やり場のない・・・悔しさと悲しみに打ちひしがれる被災者・・・とても他人ごとではありません。心が痛みます。被災者のために・・・何ができるのか?その辛い環境にもめげず立ちあがろうとする被災者のために何ができるのか?考えさせられます。
読売新聞の編集手帳に「言葉は浅く。意(こころ)は深く」(掘口大学・わが詩法)を引用「原発事故現場に向かう東京消防庁の総隊長「これから出動するよ」のメールに「日本の救世主になって下さい」の「意(こころ)の深い・・奥さんの返信メールが・・・。
被災者への支援・・実は・・・・これからが、本番。ここから始まりだと思います。私達は偶然です。偶然に被災しなかっただけです。これから、我がこととして、それぞれが何かをしなければならない本番に入ったと思っています。
私は・・・義援金を拠出することや、不足物資を提供することは・・・手っ取り早くていいのですが・・・それだけではないと思っています。スポーツに例えるのは不謹慎かもしれませんが・・・。
だれもが、プレーヤ―にはなれません。スタジアムを埋め尽くした観戦者(サポーター)や応援団、プレーはしませんが、歓声を上げ・・プレーヤーを必死で励ます。奮い立たせる・・そんな応援の姿、意思表示も立派な・・・プレーです。
このゲーム・・・敵は初回に大量得点を上げ・・・相手を打ちのめして・・姿を消しました。
残されたモノが、敵の暴挙を跳ね返し、見事に復興することが・・・憎き敵に・・勝利することです。
それには・・・プレーヤ―も観客もありません。それぞれの立場で、やれることをやって・・総力で敵に当たらねばなりません。どんな些細なことでも・・・やる意思を示し・・・行動を起こさねば、プレーヤーには届きません。
新聞の力は大きいと思います。私も私のできることをと考え行動が起こせるのは・・・編集手帳のように、読者に・・読者なりの「私も頑張ろう」の気持ちを持たせてくれるからです。
新聞を読まない人には分からないかもしれませんが・・・・。我社では、被災地の人達と心を同じくしているとの意思表示・・・「寄せ書きのできる」ポスターを作り配布を始めました。
ポスターのコピーは天皇陛下のメッセージをお聞きして、編集部が考えた「分かち合い。思いを寄せて。がんばろう!!日本!」としました。「意(こころ)の深い」お言葉だと思っています。
余白欄に・・・寄せ書きをして、それぞれの場所に貼ってもらえればと思います。       Goto
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コメント

  1. リミスキー より:

    いいアイデアですね。
    パソコンからプリントアウト出来るようにしていただくと最高です。A4版でもいいと思います。弊社も寄せ書きします。