どうしても、理解できない。

たかがゴルフ・・・されどゴルフ。たかが花火、されど花火・・・
男子プロゴルフの公式第一戦、東建ホームメイトカップを観戦して来ました。
先ず、この自粛ムードのなか開催するかどうか?迷われたであろう主催者の英断に敬意を払いに。
そして、「今まで応援して下さった被災者の皆さんに、今度は僕が応援する番」との爽やかなコメントで今期獲得賞金の全てを義援金として被災地に送ると表明した石川遼プロの活躍を観に。
会場は大盛況。60万坪を有する膨大なゴルフ場を約2,5万人の観衆が埋め尽くす。被災者を気遣いながらの選手達の真摯なプレーに惜しみない拍手が響いた歴史に残る大会でした。
このような感動を与えてくれるスポーツイベントとは一味違いますが・・・ゴルフ観戦しながら、どうしても納得がいかないと、改めて感じたのは、戦後の復興期に始まり・・・毎夏開催されていた岐阜長良川の花火大会の中止についてです。
主催者である新聞社が「社告」で放った「震災の影響で」中止します。の一文がどうしても理解できないのです。社告は新聞社の基本的な考えを示すものです。一度放った以上は、変更することはできないでしょうが・・・・。
ゴルフを愛する人たちが待ちに待った・・・公式戦。スローガンの「東日本大震災=力を合わせてがんばろう。復興東北!頑張れ東北!」に、選手も大会関係者も、そして観衆も、テレビ観戦のゴルフ愛好家も、心をひとつにイベントを楽しみました。
たかがゴルフです。でも、されどゴルフでした。花火もたかが花火かもしれませんが、されど花火です。イベントの力を・・・・地域社会のオピニオンを自認する新聞社が・・・理解できない筈はありません。
中止を決めたことにどうしても理解がきません。
知恵を絞って・・・何とか、恣意的な決定を覆して欲しいモノです。       Goto
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東建ホームメイトカップ
 パンフレット

コメント

  1. Goto より:

    本当ですよね。遼くんの賞金を義援金に回すのが独り歩きするのは良くないですね。プロゴルファーは賞金を稼いで暮らしているのです。遣れることを、遣れる範囲で遣れば良いのです。記者なんて無神経の塊ですから。
    メディアの社長が、読者から預かった義援金を被災地に届けるのは結構ですが、写真入りで、記事にすることでしょうか?マスメディアの関係者の感違いがこの国を歪めているんでしょうね。
    もう少し、国民の痛み、私は社会保障と公務員の報酬だと思っていますが。に切り込まなければ・・本当に国が沈みなす。スポーツ選手の賞金を話題にするなんて・・・邪道です。
    Goto

  2. リミスキー より:

     東建、観戦してみえたんですね。つれていてもらえば良かったと思っています。18番のチップインバーディーは、私も何か予感がしました。
     「催事」の中止は悲しいことです。決行するにしても、周囲にものすごく気を使いながらの決行です。その点「東建」さんはオーナー企業ですので、決断が早くて大したものです。
     逆に「公器」をうたうメディアの判断はあいまいですね。義援金集めは即立ち上げ、集めて被災地に社長が届けているのを記事にする。でもこれって読者や視聴者の義援金ですよね。何か変です。
     その点、女子プロゴルファーの不動裕理さんは立派です。1000万円を寄付したそうですが、自ら公表することもせずに・・。もちろん「遼くん」のようにガンガン公表することもスーパースターにはいいんでしょうが、・・。ただ、ツアー関係者に聞いた話ですが、他のプロは記者から「賞金はどうするんですか?」と聞かれて困っているそうです。「サラリーマンに給料をどうするのか?」と聞いたたら怒りますよ。記者も変です。こんなところでもメディアの横暴?甘え?が見て取れます。
     

  3. 夏原健次 より:

    おはようございます。
    震災で暗く落ち込んでいる世の中にならないようにするには、人と人のつながりを積極的に創造していくイベントが効果的です。社会が明るくなれば景気も良くなります。
    社会を明るくするには、イベントは効果的と思います。
    イベントで社会が明るくなり、復興へ向けて、チーム日本となることをお祈り致します。