仙台国会

遣る気になれば・・できないことなどない。
まだ、余震が続く東北地方・・・・揺れには慣れたよ。と複雑な表情で語る被災地の友。地震ほど、嫌なモノはない。そう簡単に慣れるモノでもないだろうに・・・逃げ出すわけにもいかない。だから、耐えるしかないのだと思うと・・・とても他人事ごとではない。
政治の話は当分封印して、未来に向かって、夢や希望のあるテーマを選んでブログをと、思うのだが、余りにも口汚く・・・罵る国会議員の先生方。権力闘争のいやらしさ、醜さを見せつける政党間のエゴには閉口する。
被災地の現状を他人事だと思っているのではないかと・・・怒りを通り越して、呆れているんですが。読売新聞の橋本五郎さんのコラム「五郎ワールド」(6月11付け)を読んで、なるほど、と納得したので。橋下大阪知事と関西連合、河村名古屋市長も同じような考え方・・・・
人間の社会です。大自然の猛威を制御することは難しいのですが・・・それ以外のことは、人間がその気になればできるモノです。例えば、国会。被災者の前で・・・口汚く罵りあってみてはどうでしょうか?できますか?東京の温室にいるからやれるのです。
国民に国会議員の質を再認識してもらってはどうかと思います。(自分達が選んだ)・・・五郎さんは「東日本大震災復興構想会議」のメンバーとして、本格的な復興予算を審議するにあたって国会を仙台で開けと・・・主張しています。私も大賛成です。仙台で国会が開催されれば・・国民の注目度が違ってきます。
反対しそうなのは官僚です。手続き上は・・・1894年広島で第七回帝国会議が開催されたことがあるそうです。前例踏襲主義の官僚に文句をいわせてはいけません。
仙台で開く意味は、国権の最高機関が被災現場で復興議論すれば、被災者への激励になる。政争に明け暮れることへのブレーキになる。首都圏の節電対策になる。観光対策上、東北地方に観光客の呼び水になる。首都機能の分散・移転を考える機会になる。が五郎さんの理由です。
で、最も難色を示しているのは非常時の対応ができないから・・・と首相官邸だそうです。
どうせ、非常時に役立たなかったのですから(失礼)どってことないと思うのですが・・・この大惨事を非常時といわねば、何を非常時と言うのだ。それこそ・・・他人事と考えているのではないのでは・・・
要は、総理大臣が遣るって、言えばそうなるんです。だったら・・・遣る気になればできないことはない。菅さんどうせ評判悪いんですから思いきって、余震に耐える被災者と思いが共有出来る・・・・仙台国会を決断をして欲しいモノです。  Goto

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