記者魂を捨てないで欲しいモノです。
報道スクープは難しいモノです。日経(4日付)・・・朝夕刊で・・・日立製作所と三菱重工が出資比率50%の新会社を13年春に設立、経営統合するとすっぱ抜いた。大特ダネです。
統合が実現すれば・・・日本企業の国際競争力強化が叫ばれている折・・・欧米大手やシェアを急拡大させている中国企業との対抗力が高まり、基幹産業復興の期待が高まります。
旧財閥の系列、規模、文化の違いや重複事業の整理、それに何よりも、面子や嫉み、嫉妬の類いなど統合に至るには、乗り越えなければならない・・・障壁が幾つもあります。両者の経営陣には小異を捨て大同に付く、大局観を持って・・・実現に努力して欲しいと願うばかりです。
が、スクープから、一夜明けて見れば・・・・三菱重工の社長「当初から事業統合を目標としていて、経営統合の協議に入る事実はない」とスクープを全否定。経営統合に前向きな日立と事業統合に限定して検討していた三菱重工との間に温度差があったのを・・・日経が勝手に踏み込んだのだと・・・。
さてさて、このスクープ・・日経の勇み足で片付けて良いのでしょうか?
ごくごく一般的には・・・基幹事業の統合を計るには・・・将来の経営統合を視野に入れなければ、実現しないモノです。両首脳の間で、踏み込んだ合意がなされていたとみるのが常識的です。
では、なぜ、あえて、三菱重工の社長が一部報道を否定したのか。ここはメディアの力を利用してでも踏ん張るべきだったのに・・・。理由は簡単で、情報漏洩に激怒した三菱グループ首脳の面子や嫉み、嫉妬の類いに圧殺されたからです。この国の産業、経済のあるべき方向、大局観など微塵もない・・これが、日本の大企業群(財閥)の実態です。
日本株式会社の機関紙である日経が勇み足したとは思えません。ただ、であるべき、方向でなければならないとの正義感が先走ったのでしょう。記者の心意気だと思います。
軟弱な重工社長を責めるのも酷ですし、日経のスクープを誤報だとも思えません。良かれと思い・・行動することが・・・潰されるような状況から脱すのは・・叩かれても、叩かれても、特ダネを追い求める記者魂だと思います。 Goto
コメント
勿論「お嫁においでよ」も歌ったんでしょうね。
高倉健の唐獅子牡丹と加山雄三のお嫁においでよ・・・団塊世代殺すにゃ刃物はいらぬ。この二人がいれば・・皆腑抜け。男だけですが。
14日。2リットルのスポーツ飲料を平らげながら、頑張りましたが・・・・90でした。船の上なら良かったのかもしれませんが・・・・炎天下の芝の上では「幸せをみつける」ことはできませんでした。Goto
盆も正月もない鋭い突っ込みにリスペクト!
私は、今日まで盆休みで、何処へ行くでもなくゴロゴロしています。土曜日に行った「加山雄三さん」のコンサートが良くて、i tunesに入れた加山さんの曲を聴きながらこれを書いています。やはり我らが青春の憧れです。50年経っても古びていません。記者魂も不変だと思います。
コメントありがとうございます。
未熟者の集団ですが、何事にも真摯に取り組みたいと思います。今後とも変わらぬご指導お願いいたします。 Goto
記者としてお金を貰って食べている以上、本来の記者魂は忘れないでいてほしいものです。
新聞・テレビ等のメディアの在り方が、もう一度見直されるべき時期に差し掛かっているのではないかと思います。
中広の社員の方々のプロフェッショナルな点は目を見張るものがあります。
今後とも一市民としてご指導賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。