景況感

上を向いて歩いて・・・・元気になりますかねぇ・・・
大震災以降・・・巷に流れる歌は・・・「上を向いて歩こう」が圧倒的です。
私的には・・・この歌が・・・大震災の被災者にとって・・元気を呼び込む歌だとは思っていません。
だって、人間って、一人じゃないですよ。一人になったら、一人で耐えれるのが人間です。産まれて来た時は一人なんですから。それに、耐えれなくなったら、一人ではいられません。必ず、人は人が付くものです。
あんな・・・高度成長期が始まろうとする時期に、女の子に振られた中途半端な・・・歌謡曲なんて・・・なんで、歌い継ぐんですかね?私はあの、なよなよとした・・歌詞が嫌いです。何が「幸せは雲の上にですか」・・・あんな軟弱な歌で・・・・被災者の心が癒されるなんてことはない。と思います。
被災者だけではありません。リーマンショック。その前のバブル崩壊から、失われた20年。更には、この大震災。日本経済は・・・苦境の連続。取分け、地方は・・・商店街がシャッター通りと化し、どこかしこも、往年の輝きを失ってしまった。・・・それが象徴で、地方は覆うべくもないほど疲弊している。だから、不景気極まりない・・・・・。
それに、耐えて、頑張るには・・歌が必要。それが「上を向いて歩こう」だ、とばかりに・・・何かといえば、「上を向いて歩こう」がメディアから、流される。・・・あんな歌を聴いて誰が元気になりますか?リタイアした、団塊世代の懐古趣味以上の何ものでもありません。
そんなことより・・・・日本経済はV字回復している・・・してます。その実例を上げた方がよほど・・・元気になり、頑張ろうと、若い人は思うようになります。
日銀が・・・そうです。日銀は慎重居士・・・そう簡単には、景況感を表に出しません。それが、この所、立て続けに・・・日本経済は経済観測で、業況判断指数が半年ぶりにプラスに転じたと・・・自信ありげに発表しています。
メディアは例によって・・大企業の話で、中小零細企業や地方は・・とても、そんな状況ではないと・・マイナーな論調を張りますが・・・・地方は・・中央よりもダメは早くダメになりますし、好況も・・・中央が景気回復してから・・・随分遅れて・・・景況感を感じるモノです。
そもそも、人口減の地方が・・・簡単に景況感が訪れるなんてことはないのです。しかし、実は、東海地方だけなのかも知れませんが・・地方では、結構・・・景気が良くなっていることを実感してます。
その証拠に・・・求人案内が増えました。すそ野の広い・・・住宅や、自動車の購買力に明らかに数字の改善が見られます。流通、小売も動きが活発、などなど、まだらですが、元気な分野が幾つも見られます。少々の景況感では・・・焼け石に水かもしれませんが。。。。
でも、日本経済が・・回復していると聞けば、別段「上を向いて歩こう」なんて、つまらない歌を聴かなくても・・・元気が出るモノです。    Goto

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