テレビ離れ・・・

完全地デジ化・・・関係者は冷めていませんか
テレビが完全地デジタル化されて、一体、何が変わったのか?
7月に鳴り物入りで、完全地デジ化され三ヵ月近くなり・・・・ここらで検証する必要があると思います。
デジタル化で、盛んに言われたのが。他チャンネル化が進み多様な番組が放送されるようになる。
残念ですが・・・番組表を見る限り・・特別な変化を感じられません。むしろ、経営上の問題があるのでしょうか?制作費削減と関係するのでしょうか?番組の質が、劣化した気がします。
交通情報や天気予報が番組と同時にみられるデータ放送も特徴でしょうが、PCやアイフォーンで手軽に入手できる情報です。取り立てて、デジタルならではと・・申し上げるには及ばないようです。
高画質・・・は、成程と思うのですが・・・出演者には、耐えられないのではと、同情するしかありませんね。それに、双方向も、テレビショッピングなどで利用価値が高まったのでしょうか?携帯が便利だとの声が聞こえ・・・・。双方向の利便性もみえていません。
それに、地デジ移行に伴い、テレビ視聴できない世帯を中心にNHKの解約が10万件を超したそうです。テレビの買い替え需要からこぼれた層が視聴できなくなったのと、この際だから、テレビを見るのを止めようと自らの意思で・・・未視聴者になった人が増えたのも、テレビの価値から考えますと首を傾げます。
買い替えで需要での経済効果が・・・どの程度だったのか?具体的な数字が発表されたでしょうが。も落としたかもしれません。6000万台以上は売れたのではないでしょうか?教えて頂きたいモノです。地デジ化推進の大きな要素が、電子産業の振興にあった筈ですから。(大手メーカーにとっては濡れ手に粟だったのでは・・・)
と、考えて見ますと・・・・テレビ局の投資効果もみられない。なんとも、中途半端な地デジ完全移行ってことになるようです。
デジタル化とテレビ離れが気になるところですが。有料チャンネルのWOWOWが、3つのチャンネルを新たに、開局しました。(写真参照)・・果たして、有料チャンネル時代が来たとも思えませんが。因果は良く理解できません。
・・・お上の方針・・損得で、考えるモノではないのでしょうが・・・・デジタル化のメリットを・・・・テレビ関係者は・・・も少し、真剣に考える必要があるのではないでしょうか?なんとなく・・・冷めているような気がします。  Goto
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10/1読売新聞

コメント

  1. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    テレビ局側が国策に甘んじなければならなかったのは、なぜ、何でしょうか?
    免許事業であるが故だとは、分かりますが?
    だとすれば、積極的に受け入れ、知恵と工夫があって、しかるべきだと思うのですが。
    日なが、テレビショッピングばかり、垂れ流す局に、デジタルの価値を全く、感じません。Goto

  2. リミスキー より:

    地デジ化は、国策です。テレビ局にメリットはありません。初めから分かっていた事です。ソニーやパナソニックの世界戦略の一環として、国内のテレビをハイビジョン化し商品の見本市をやったのです。それと通信社側から、放送局のような利権をよこせ!と言われた総務省関係者が通産省の圧力に屈した結果です。
    でも画面の高画質化は、結果的に良かったと思います。