朝読

本代ならと、惜しまぬ親心に水を差さないで欲しいモノです。
昭和42年。春・・・岐阜の田舎から・・・東京へ。故郷を離れ、花の都に・・・ウキウキと。
・・・そんな息子に。親父殿が一言。仕送りの10%は本に充てろ。と・・・・。
世田谷。京王線、千歳烏山駅近くの四畳半の下宿。半年も経たないうちに・・・授業料値上げ阻止闘争に始まり・・・学園紛争が。仕方がないから・・・駅前の「相沢書店」で・・・親父殿の言いつけを守って。結構いろんな本をに触れました・・5時15分・・一番電車が・・駅に止まる・・・「サー寝るか」・・・。
世の中の矛盾に目覚める前の・・・ニキビ面の山猿学生の日々でした。
不況風が止まらぬ出版業界ですが。今年に入って・・・大きな変化が出てきたそうです。
全国の小学校、80%以上で取り組みが始まった「朝読」(あさどく)運動。
その、影響で、全体の売上げは3%く落ちたのですが。児童書の分野は7%増えたそうです。
長期低落傾向に光明が差したと行って良いでしょう。
全国学校図書館協会調査で、小学生の1ヵ月読書量は2010年時点で平均10冊。10年前と比べ、1,6倍に。関係者も「日本で最も本を読む世代は、小学生」ではないかと。
読まれる傾向は、怪談小説あり。ファンタジーあり、出版社の工夫で様々だそうですが、マンガから脱し始めているようです。別段、マンガが悪いわけではありませんが、小学生が好きな本を選び、活字を丁寧に拾う習慣が身に付くのは、素晴らしいことです。
近年の小学校最大の、パフォーマンスじゃないかと、喝采してます。
なぜ、朝読をやらない20%の小学校に親はクレームを付けないのでしょうか。これこそ、モンスターペアレンツの出番だと思うのですが。
老婆心ですが・・・問題は出版社です。この分ですと、朝読は、教育の根幹なすでしょう。ビックな市場に育つことは間違いありません。となりますと、出版社各社が、なりふり構わず、参入ってことになります。
出版の自由ですから、如何なる本を作ろうが自由です。しかし、今までの傾向から考えますと、子供のために、必要な、あるいは読んで欲しい本ではなく、子供に媚を売り、興味を引く内容の過激な本に走る気がします。
そうです。売らんかなと、粗製乱造に走り、教育上宜しくない方向に流れ、折角盛り上がった、朝読運動を萎縮させてしまうのではと。ビック市場を自らの手で、摘んでしまうのではと、危惧します。
本ならと、家計から、本代を捻出する、親心に水を差さないで欲しいモノです。 Goto

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