広告の価値

2012年、仕事始めにあたり・・・・
広告とは、終わりのない、人類の生き残りをかけた知恵の表現だ。(アートディレクター浅場克己)・・・朝日新聞2011年度広告賞(新聞参照)のメインコピーです。
大震災は広告を社会から遮断しました。広告の価値は根源から見直しが迫られました。そのことに、思いを馳せるならば、今年は生き残りを掛け本気で戦わねばならない。覚悟が必要です。
日経新聞。第60回広告賞・最優秀賞にクロネコヤマトの全7段「宅急便ひとつに、希望をひとつ入れて。」が選ばれました。(写真参照)
「世の中の空気も、人の心も、気持ちも、徐々に変化しています。
一方で被災がもたらした現実の重さと悲しみに身動きでずにいる人がいます。
絶対にそのことを忘れないこと。
被災された人でなければ分からない痛みがあることを常に想像し、
復興に向けた原点とすること。」
ヤマトが年間に取扱う宅急便の数は、13億個。宅急便一個につき10円。運賃表を変えず。寄付すると。それは全国の皆さんの力で、生まれるお金。毎月の額をHPで報告。恩返しの気持ちでやり通す。と。あれから、10ヶ月。今も、寄付は続けられている。
派手さのない広告だが、誠実で、真摯な企業精神、企業文化が滲む。
私は、これぞ広告、昨年No,1の広告だったと賞賛してます。広告は一過性であってはならない。奇抜なアイデアも、大向こうを唸らせるのも良いが、本物の広告は、派手さがなくとも、真実を真摯に、誠実に伝えることです。我が社の広告作りも・・・この精神であらねばならない。
協賛広告主が出題したテーマ・課題に基づいて新聞広告の魅力を表現するコンクール。第28回読売新聞広告大賞が発表された。(写真参照)この賞は、学生やプロのクリエイターの登竜門といわれる。
我が社が、今年、最も力を入れるのは、人材育成。広告の仕事は設備投資を必要としない。人が全てです。ですから、人の能力が問われる仕事です。そのためには、人を磨くあらゆるチャンスに、チャレンジできる機会を設けます。
今日から、2012年のスタート。如何なる環境の変化にも、本気で、知恵を出し、広告の価値を更に高める努力を怠らず、地域社会に貢献します。生き残りを掛けて。Goto
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12/28読売新聞      12/28朝日新聞      12/29日本経済新聞

コメント

  1. より:

    中広様の発行される生活情報誌からは、毎月誠意と情熱が伝わってきます。
    社員の皆様も、優秀でプロ意識の高い方ばかりです。
    株式会社中広こそが、日本の誇れる企業なのだと思います。