岐阜市でもNIE活動を推進して欲しい。
もうご本人がお忘れなのかもしれないが、岐阜市は、教育立市を標榜しているはずです。
にも拘らず、年頭の抱負にも、市政の方針にも、勿論、予算にも、教育立市を推進する施策が見えない。
あの、教育立市と称して、市立岐阜商業を立命館中高校にするべく、辞職までして、市民に問うた出直し市長選挙は何だったのか?岐阜市長の仰る教育立市とは、一体なんなのか。比較的モノ覚えの良い市民としては、お忘れでは困るのですが。
そもそも、教育のことなど、何も考えていないのですから。当然と言えば当然。教育立市など言葉遊び。具体策など、あろうはずがありません。でも、そう言ってしまえば身も蓋もないので、あえて、塩を送ります。
教育立市などと、大仰なスローガンは掲げていませんが、さいたま市は「夢を持ち、未来を切り拓く、さいたま市の子ども」育成を推進しています。内容は1.将来なりたい職業を見つけられる子ども。2.自分の言動に責任を持てる子ども。3.クリティカル・シンキング(自分の頭を通してモノを言う、一度は疑ってみる、自分の体験と照らして追求する思考法)のできる子どもを育てること。
で、そのために具体的に何をするのか。市立学校でNIE(教育に新聞を)を推進しています。NIEは「子どもたちにとって、新聞を開くといようとは、窓を開けて外の景色を見るということ。そこに見えてくる世の中は、きれいなものではないが、意図と作業を伴う行為であり学ぶもが多い」との基本姿勢で。
教育委員会では「埼玉県NIE推進協議会」と提携。新聞各社も1全市立学校への新聞の一定期間の無料配布。2新聞記者の派遣。3教育研修などと全面協力。教育現場とメディアが一体となって推進してます。
新聞命の私としては、積極的にNIE活動を推進するさいたま市教育委員会に、同市が教育に本腰をいれているのを感じます。この活動こそ、同市が教育立市を標榜しているのだと思います。
それに比べ岐阜市。スローガンなど入りません。具体的な施策を進めて欲しいと思います。知恵がないなら、さいたま市を手本にNIE活動を推進してどうでしょうか。新聞各社も協力してくれるはずです。Goto
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