出版広告賞

新聞の価値の一つに、書籍広告が。
田中防衛大臣。週刊誌の広告では、メディアの格好の的。回避に奥様がアドバイスしてるんじゃないかと盛んに囁かれています。どっちでも良い話ですが。政治家の家族の言で、ヘーって驚き納得したのが、宮沢喜一元首相の娘さん。
「父は以外と世相に明るいんです。芸能界の動きなんかも」と、あの官僚出身で、生真面目一方のようだった宮沢さんにそんな一面がと思ったのですが。種は新聞の書籍広告。取り分け、週刊誌や雑誌の広告に目を通していたんですって。
こんな広告の賞があったのを知りませんでしたが、読売新聞に掲載された書籍広告を表彰する「読売出版広告賞」なるものが16回目を数えるそうです。因みに、昨年の大賞は白泉社の「つながれ!想い。がんばろう。日本!」(写真参照)何で?これが書籍広告なの?って不思議ですが。
選者の弁は「漫画家から届いた被災者への応援メッセージ。漫画家は書籍・雑誌を通じて読者と繋がっている。変形だがこれも書籍広告」この広告で出会った漫画家の本に手を伸ばす読者もいるはず」とのこと。
書籍広告は、記事に勝るとも劣らぬ最高の情報です。宮沢さんではありませんが、書籍広告を見て、世相を感じ、興味のあるものを購入、本から知識を得ることで、生きる上での重要なファクターになります。書籍広告を見るだけでも、新聞を購読する価値があると思っています。
広告会社だからいうのではありません。ぜひ、書籍広告で本に親しんで欲しいものです。
で、この広告賞。震災がありましたので、この大賞にきまったのは理解できます。
私は、週刊誌の書籍広告で新聞社の大幹部批判をわざわざ、黒塗りにしたり、空白にして掲載する新聞社の姿勢に「出版広告大賞」をあげたいと思うのですが。如何でしょうか?
それにしても、田中防衛大臣夫妻が週刊誌や雑誌の書籍広告を見て、「父ちゃん頑張れとか。何とひどい見出し」なんて会話してると思うと、おかしいですね。Goto
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