こだわり

骨のある人間となって、地域社会に貢献しよう。
辞書で「こだわり」って引きますと。拘泥(こうでい)ともいい。すらすらいかないでひっかかったり、つかえたりする。物事に固執する。いつまでも物事に執着する。物事にやかましい。などなど、あまり良い意味に解釈されていないようです。
でも、私的には、最近の日本人って。執着心を持って、執拗に物事を追いかける。或いは、一つことに固執して、諦めずに最後までやり切る。そんな、頑固一徹な生き方や、考えを貫く人が本当に少なくなった気がします。(そんな人を職人と呼び、その職人が減ったからなのでしょうか)
なぜ、少なくなったのか?と、申しますと、理由は二つ。一つはマスメディアが、汚れたり、歪んだり、雑菌にまみれたりすることを、悪だと決めつけ、常に無菌社会が、正義で、正しいと、綺麗事ばかり報道するからです。あまりにも、善悪を一面的に捉えすぎ。頑固一徹は悪扱い。汚れ仕事も。無菌状態を奨励しては、骨のある人間は育ちません。
それと、大学です。全ての大学がとは、申しませんが。取り分け、文系の大学では大多数の学生が、執着心を持って学問、いや、ボランティア活動でも、遊びでも、社会勉強でも良いのですが真剣にやることを奨励しません。
ただ、何となく当たり前に通い。単位を取り。卒論を書いて、就職活動に汗をかく程度、それで、卒業。これでは、残念ですが。執着心を持った人生。こだわりを持った生き方の人間が育つのは難しいです。
今日は我が社の入社式。23名の精鋭が、我が社に飛び込んでくれました。
広告の仕事はすべて人です。人が命、人が宝、人が財産です。
新入社員諸君は、私が最終面接で選びました。どの人も一生懸命を信条とした真面目で素直な人ばかりです。素晴らしい人材を得たと誇りに思います。
願わくば、すらすらいかなくて、つかえてもよい。何事にも固執し、執着して良い。周りに批判されようと、白い目で見られようと、構うことはない。自分の考えや、行動に「こだわって、こだわって、こだわって」こだわり抜いて欲しい。
でなければ、骨のある人間にはなれません。疲弊した地域社会を元気にする我が社の企業理念が成就できません。さーぁ。今日から社会人、こだわりを持って、一緒に大暴れしようじゃありませんか。Goto

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