輸出産業の変遷

イオン、仏最大手の小売業からマレーシア法人を買収・・・・
混沌とした社会。景気がなかなか回復しない。地方の疲弊は目を覆うばかりだ。
日本の基幹産業、SONY。Panasonic。SHARPなど世界を席巻してきた電機産業企業の業績が悪化。経済を牽引してきた輸出産業の不信。地方のみならず日本経済大丈夫かとの懸念も・・。
新聞を開ければ、貿易国日本の将来に不安材料が、これでもか。これでもかと書きたてられるが。本当に、日本の輸出産業はダメになってきたのだろうか?ちょっぴり、考えて見たい。
スーパー最大手。イオン。小売業世界第二位。仏カルフーンのマレーシア事業を200億円で買収と、日経が報じた。イオンはマレーシアでの売上が1200億円となり、現地最大の小売業となる。中間層が増加する東南アジアで、日本の小売業が収益基盤を強化し始めた。
小売業の海外進出には大きな利点がある。スーパーにはあらゆる商品がならぶ。つまり、日本の日用品や食品も販売されるってことである。コンビニには日本の食品も。セブンイレブンが東アジアで9416店舗。ローソンがインドネシアに続きミャンマーも。
また。同じ流通業でも。衣料・雑貨部門ではユニクロ・良品計画などは、輸出産業ではないが、日本が誇る世界企業に成長している。勿論、高島屋、三越伊勢丹などの百貨店も輸出品の取り扱いと考えれば、輸出産業であろう。
と、考えると、電機・機会部品が日本の輸出産業の中心だった時代から、自動車に次ぐ日本の基幹輸出産業が、小売業、即ち流通業に、業態が転換しているといえる。と、いうことは、サービス業がこれからの重要な輸出産業なるってことではないだろうか。
と、考えると、日本経済の先行きも捨てたものではないじゃないか。
小売業は流通業。流通業はサービス業。我社の事業は広告業。広告業はサービス業。地域みっちゃく生活情報誌事業もサービス業ってことになる。いよいよ、我社も東南アジアへの進出を考える時かもしれない。Goto

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